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ヒトは聞きたいようにしか聞かない

社会人のほぼほぼを人事総務的な仕事をしてきた

給与計算とか社会保険の手続きとかがメイン、そのほか会社内の諸々手続きとか、、、

二ホンという国はわざとだ、と聞いたことがあるけれど、税金にしろ社会保険にしろ、複雑怪奇やたらと面倒なルールがある

若い頃は、ルールを説明してしばらくすると

「話が違う」と怒られることが多々あった

「〇〇の給付が受けられる『可能性が』ありますよ」
(つまり受けられないこともある)

コレ、『給付を受けることが必ずできる』に聞こえちゃうんだよね

なので、都合よく聞かれないように、工夫を凝らして『正確的確に』脳に届くように伝える、という訓練ができてよかったと思っている


そして、この仕事に長く携わって骨身に染みたのは

『人は自分に都合よくしか聞こえない』
『人は自分の思い込みでしか話を聞かない』


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今週の金曜日から日曜日まで、いけばな仲間の小さな作品展をすることになりました

コロナ渦の中、花展はずっとずっと全滅していました

そんな中、70歳代、80歳代が主流のいけばな業界、何かできないかと手探りでの作品展です


と、いうわけで会場に集まってわちゃわちゃ花をいけるわけにはいかない

草月流は生の花をいけるだけではなく、植物を枯らしたもの、着色したものなんかも使って工作的な作品を作ることもします

それだったらお家で制作できるし、展示するギャラリーに郵送してもらえば集まることも不要だし、ということで壁掛けレリーフを作ってもらうおうという運びになったんだけど、、、、

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お世話担当者が言うには、案の定みなさま好き勝手に聞いているそうだ

どうやら、ぜんぜん違うことをしようとしている方が続出しているらしいのだ


ここで、普通なら

「これは困った、大変なことになった」となるんだけど

ゆるゆるで、なんでもアリの草月流

『ま、どんなのが出てくるか楽しみにしよう』

という運びになりました


こういうところがいいんだよね~~


というワケで、今週末、JR甲子園口から徒歩3分のかわいらしいギャラリーで、ナゾの(?)作品展が開かれます

どうぞ、お誘いあわせの上、いらしてくださいませ^^


詳細は明日、お知らせいたします



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