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自分のために書くことで、失った感情が帰ってきた

前回、Twitter、noteをはじめる背景をつらつらとお話ししました。

育児で感情を失ってしまった私が、どうやって感情を取り戻したのか。
今回はその辺のお話を。

「書く習慣」との出会い

感情を取り戻すきっかけになった、大事な本が「書く習慣」という本です。

たまたま寄った本屋さんで、たまたま足を運んだビジネス書コーナーで、この本を見つけました。

表紙にある「自分と人生が変わるいちばん大切な文章力」「たのしく書くためのコツ」という言葉に惹かれて、即決で購入しました。

ビジネス書はなんだか熱意ややる気の塊みたいで、省エネモードになってからは敬遠していたのですが、この本は表紙の優しいイラストもあり、全く抵抗はありませんでした。

その日の夜から、息子の寝かしつけ後に少しずつ読み進めました。
すると、まだ最後まで読み切ってないのに、私の書きたいという気持ちがすごく高ぶり、すぐTwitterを始めました。

もともとアカウントはあったのですが、なにもフォローしてませんでした。
勇気を出して、この本の著者であるいしかわゆきさんのフォローをしてみることに。
そうすると、私と同じ本を読んで、書くことを続けている人たちがたくさんいることに気付きました。
(ゆぴさんは、「書く習慣」タグでいいね押しまくってくださるのだ!!)

もう、その日の夜は興奮してなかなか寝付けないほどに!
こんなにわくわくしたのはいつぶりだろうか!

そんな調子で、まだ本を最後まで読み終えていないのに、noteで感想文を書くことに。
それがこちら。この本に希望を見出していることがすごくよくわかります。

書くことがとても心地よかった

自分の考えをTwitterやnoteに投稿することは難しいことではなく、どんどん書けました。
そして、とてもすっきりしました。
それだけ自分の中にはたくさんの思いや考えがあったんだろうなと、今になって思います。

感情を取り戻すためには、必ず「書く」じゃないとダメというわけではないです。
誰かに「話す」でも十分だと思います。
手帳に書くだけでも十分心を取り戻せるかもしれません。

ちなみに先日、ゆぴさんも、このような記事を書いておられました。

自分が変わるタイミングは思いがけないところから

お気づきの方もいるかもしれませんが、、、

どちらかというと、私は徐々に感情を取り戻したのではありませんでした。
「書く習慣」を読んで、Twitterを始めて、ものすごくわくわくした感情を抱き、それをきっかけにどばっといろんな感情があふれ出した感じです。

なんなら、本屋で「書く習慣」を手に取ったときから、自分の中で何かが変わっていたのかもしれません。

ただ、これはいくつもの条件が重なって生まれた奇跡のようなものだと思っています。

息子が1歳5か月になり、ようやくはいはいから歩けるようになって、育児に余裕ができたこと。
会社で上司と話す機会があり、なにかスキルを伸ばしたいと思い、本屋のビジネス書コーナーに足を運んだこと。
例のアレに家族で感染してしまい、しばらく家から出られない期間があり、何かぱあっと新しいことをしたいと思っていたこと。

奇跡のようにも感じるけど、しかるべきタイミングで良い本に出合えたんだなと思います。
(そう思うと、他にもいろんな本を読みたくなりますね)

もしも少しだけ自分のための時間ができたら、思ってることを書くことだけしてみてください。

育児は本当に大変です。

「いつか楽になるタイミングがある」なんて言われても、信じられないし、今楽じゃないなら意味がない、って思います。
孤独で、苦しくて、先の見えない、閉じこもった空間では、素直に前向きな言葉を受け取ることができません。
それは、ママのせいとかではなく、それくらい育児が大変だからだと思います。

そのつらさを乗り越えた時、気づいたら感情がないロボットみたいになっているかもしれません。
気付いたときはショックかもしれませんが、そこからスタートできるのです。
自分の心の声を聴いて、自分の外に出してあげてください。
そして、昔の自分を振り返ることができるくらいに回復したら、最初に昔の自分をねぎらってあげてください。よく頑張ったねと。

感情をなくして、取り戻したお話はこれで以上です。
これからも大変なことや辛いことはあると思うけど、
自分には自分がついている。一番の味方がついていることを忘れないようにしようと思います。

さて、長い前置きになりましたが、
私の書く理由は「自分の心の声を聴いてあげるため」でした。

。。。「でした」?
過去形? いまは違う理由なの?

そうですね、今はだいぶ元の自分に戻ったので、私の書く理由はこれだけではない気がしています。

今の私の書く理由は何か?
そして、これからどうしたいのか?のお話はまた改めて書こうと思います。
もったいぶっちゃってすいません笑

最後までお読みいただきありがとうございました。

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