インドア派による日本のおすすめの海の話
(2024.01.14更新)
私、行動力には自信があるのですが、旅先の過ごし方は割とインドア。
アクティビティにはあまり関心がなくて、観光地を巡ったりホテルでゆっくりするのが多いです。
よくある雑談ネタ「海派or山派」については、断然海派。
山梨に訪れると、富士山ビューというのも魅力だ…と思うものの、オーシャンビューがやっぱり好きで。
ビューの話をしている時点でわかると思いますが、海には入りません(笑)
だってべたべたするからさ。水に浸かるならプールかな。
そして特に夕方の海が好き。
オーシャンフロントの部屋に泊まって、バルコニーでお酒を片手に、海に沈む夕陽をぼうっと眺める時間がなにより贅沢。
旅行を楽しんだ日の夕方は、思い出を振り返りながら時が無限じゃない、ということのもの悲しさを感じてみたり。
ちなみに海が好きだ、と思ったきっかけ...原点は、幼いころに見た「七つの海のティコ」だったりする。
90年代に放送された世界名作劇場のひとつなんだけど、海洋学者の父とその娘がシャチと一緒に船で旅する物語で、当時衝撃的に面白かったのを覚えています。
なので、好きな生き物1位はシャチ。
そして大人になって旅行会社に勤め、色々な海に出会ってきました。
海外にもたくさんいいところはある、けれど、日本の海も本当にすてきです。
1.桁違いの美しさ「宮古ブルー」の宮古島
沖縄は海がきれいですが、やっぱり宮古ブルーはレベルが違う。
なかでも与那覇前浜ビーチは東洋一といわれていて、「青」とも「緑」とも、「水色」とも、表現できない色。透明感のある海。
そんなきれいな海を持つ宮古島だから、ダイバーにも人気。
体験ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティも多いので、過ごし方が違う人と訪れてもみんな満喫できると思うんですよね。
私はホテルでだらだらするのが好き。
特に私が好きなのは、飛行機の窓から眺める宮古島×海の全風景。
宮古島はサンゴが隆起してできている島なので、山や川がなく平らなんだけど(だから風も強い)、それで海が濁ることが少ないんだって。
写真を撮るとその平らさがよくわかります。
2.食が楽しめる九州の離島、五島列島
五島列島はまさに「盲点」でした。気にしたこともなかった。
旅行会社で九州を担当したときに訪れた島なんですが、沖縄のようなきれいな海が広がっていて驚きました。
透明度が高くて、青色が濃くて、すごくきれいな海。
五島列島は
・海がきれい
・食事が美味しい
・世界遺産(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産)
と、いいことづくし。
沖縄ほど華やかな観光地ではないけど、それが逆に良かったり。田舎に帰るようなのどかさで、現地の人もやさしいし、観光客も割と少なめです。
詳しいことは島旅について書いた記事にもまとめてます。
お時間ある際にどうぞ。
3.アドベンチャーワールドを有する和歌山の白良浜
和歌山の白良浜といえば、関西人はほぼ100%知っているはずです。
関西の海ってまあ想像通り汚いので、きれいな海を求めて「和歌山・白浜」か「福井・水晶浜」か、みたいなところある。
個人的には白浜が好き。
だって動物園と水族館どちらも備えた「アドベンチャーワールド」があるから!
アドベンチャーワールドって普通の動物園などと比べると、入場料が5,000円を超えるので決して安いテーマパークではないんですよね。
それでも何度も通いたくなるのは、広大なサファリパークでライオンなどの肉食動物、シマウマなどの草食動物などが暮らす様子を見られるところだったり、イルカショーのレベルが高いことだったりする。
子どものころに連れていかれると、このワクワクの記憶を一生引き摺るんですよね(笑)未だに数年に一回行ってます。
ところで海ですが、有名なスポットはこの円月島。
夏場は白良浜に多くの関西人が詰めかけるのでなかなか混雑しますが、有名な温泉地でもあるので総合的に楽しめるスポットです。
ちなみに南紀白浜空港まで、羽田からは直行便がある。
実は京都や兵庫に住んでいるよりもアクセスしやすいのかも。
宿泊は白良浜付近のリゾートホテルや旅館がおすすめなんですが、個人的にはこじんまりした旅館が好きで、海鮮系の会席付で予約します。
ほかにエネルギーランド、とれとれ市場のレジャー施設のほか、三段壁などの景勝地があり、これがほぼ同エリアに集まっているのでとにかく移動が楽。
車は必須ですが、移動距離は少ないです。
日本って島国だから、同じ海でも場所によって観光のかたちが全然違う。
宮古島のようにきれいな海を全面に押し出して海を体感する場所もあれば、五島列島のように歴史と組み合わせて文化を勉強できたり、和歌山は海×生き物をテーマパークで表現していたり。
捕れる魚が違ったり、若干の気候さがあることで食文化も違うし、新しい海に出会うたび、新しい発見をするのが私は楽しいです。
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