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《育児日記》今の自分に合うスタンス


こんな日があった。
いや、正直この数ヶ月は、こんな日はよくあった。
「爆発の回避方法をずっと探している」と書いてから、その後眠りながら、回避法ではなく、そもそものスタンスを変えられないものかと考えた。
いろいろ悩んで試行錯誤し続けてきた。息子の寝ぐずりも夜泣きも、もうたぶんどうしようもないのだ。それより、どうしたらキレなくなるか。
爆発の回避より、どう受け止めていくか。

考えて答えが出た。息子が癇癪を起こしたら、ある言葉を自分に言い聞かせるようにした。

ここまで書いておいてなんだけど、あまり人に勧められる方法ではないし詳しく話せないこともあるので、具体的な言葉は伏せる。
ざっくり言うと「過去の自分が親不孝なことばかりしてきたから、それに対して息子は怒ったり、甘えたりしているんだ」というような感じだ。ちょっと違うけどそんな感じ。(「自分に対する罰」という捉え方では、全くない。)

そうではないことは分かっている。
過去の行いと息子の性質は関係ない。
でも、そう捉えることで、言い聞かせることで「それなら仕方ないかー」と腑に落ちる。一瞬で冷静になる。
あんまり疲れるとイライラしてしまうことはあるけど、この方法はわたしに合っていた。それならよっしゃ来い、と思える。おすすめは絶対にしない。

怒らないようになったら(数日しか経ってないけど)、息子の顔をこれまでよりしっかり見れるようになった。
息子の気持ちを尊重できるようになった。
また愛情をちゃんと伝えられるようになった。
あと、たまたまかもしれないけど息子も笑顔が増えた。今日はすこぶる楽しそうで、いつもより怒らなかった。



あと、夜泣きや神経質、癇癪などなど赤ちゃんのお悩みを解決してくれる「樋屋奇応丸」を遂に注文した。

何人かに漢方薬を勧められ、でもなんとなく薬に頼るのが嫌で、医師に相談してからにしよう…とウジウジしていたが、先日ブチギレたとき翌日に父にも勧められ、決心がついた。
試してみて、なんか違っていたらやめたらいい。
とにかく今は息子には(私も)できるだけ寝ることが必要だし、私も泣き声に対して敏感になっている。平穏がほしい。
前回も今回も、帰省中、寝ぐずりが凄過ぎて(←声量と継続時間という意味で)、お向かいのおばさんがご自宅から出てこられ、お玄関先から「そんなに泣かなくていいのよ〜」と声を張ってなだめてくれていた。ほんと、そんなに泣かなくていいと思うのだ。
樋屋奇応丸、合うといいな。早く届かないかな。

夫に対してもかなりイライラしがちだったけど、散々怒ってから「…わたしも同じ状況なら同じふうにしてしまうこともあるよなー」とこっそり考え直して、反省することも増えた。
夫も夫なりに何か考えがあって、その行動に出ていることも、怒ってから気付いて反省したりする。
怒る前にそう考えられたらいちばん良いのだけど、これは私の大きな変化だ。


いろいろと、たくさん悩み抜いてきた。ぜんぶ少しずついい方向にいくといいな。
期待しないようにと思いつつ、希望を心の支えにしてしまっている。

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