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「守破離」と「昇苑くみひも」

守破離(しゅはり)を知った経緯と、お気に入りの「京くつひも」を販売してる京都(宇治)にある昇苑くみひもでのひとときをお話します。

■ 守破離のこころ 佐川美術館 樂吉左衞門館 

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佐川美術館 樂吉左衞門館でのテーマが[千利休「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」から来た言葉「守破離」]でした。
守:先達に敬意を払うということ、型の大切さ
破:「破れを見つける」の意味、それを「繕うため」
離:再びこんどはそのルールから離れてみる
最初に無秩序に壊してしまうと「文化を壊しかねない」ので、徐々にすゝめていく様。。。
(0917_個人的なイメージの記憶、当時の資料見つかったら修正します)

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見学予約し実際に茶室などの空間を訪れると「水庭」、「6月のある時期だけ障子に外の葦の色合いが光とともに映り込む」など工夫が、そこかしこにあり、大きな石もふんだん使われており興味深い場所でした。その一番最初に「守破離」が飾られていました。

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■ 昇苑くみひも


こちらは平等院に紅葉狩りに行く予定があり、早く着いてしまい近隣を散策中に見つけました。

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ちょうどアカとシロのツルモンについていた「くみひも」がこちらの「昇苑くみひも」でした! 実際に見れて嬉しいっ!

ここでは「京くつひも(左)」も購入。ぱっと見、紺色ですが実はいろいろな色合いが複雑に入っています。

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三撚紐(みつよりひも)=3本の絹糸を撚ってできたもの↓ これ

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(ここまで書いて、実はstand.fmの#25を、すっ飛ばしたことに気がつき動揺!!! ごめんなさい、順番前後します)

↓(次に書きます「#025 タペストリー ツルモン」のくみひも」)

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昇苑くみひも、こちらにも「守破離」が! ↓

これらを形にしていけるのは弊社が大切にしている「新しいご依頼をできませんと断るのではなく、何か方法があるか一度考えてみる」
ということをこつこつ実践し続けてきたからこそです。
この考えを実現していくためには過去を学び、そこから得られた技術やストーリーをしっかりと身に着けることを前提に、新しいアイデアを考えます。そして自分たちの世界だけでなく、他の目線からのヒントを探します。まさに「守破離」の精神だと思います。これは営業やものづくりの現場といった垣根を越えて、弊社に関わる一人一人が新しいことに前向きにチャレンジするという社風がしっかり根付いてきたことに支えられています。そして今日もまた組紐の新しい可能性を探して社員みんなで奮闘しております。

守=過去を学び 破=身に着ける 離=新しいアイデアを考え〜

昇苑くみひもでの「守破離」の精神でした。

こちらも、もしよければ〜
私的音声

※stand.fm内で「楽美術館」と話しておりますが、「佐川美術館 樂吉左衞門館 」でした。ごめんなさい。。。「楽美術館」は下記をご参照お願いします↓

追記:何か映画で〜と話してたのは「君の名は。」でした!






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