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【マネジャーの仕事】私たちの動機と野望とブランディング。

執筆・編集 山村光春(BOOKLUCK
撮影 松村 隆史

いつもキリッと仕事をしているあの人は、本当はどんなことを考えているのだろう。何を大事にして生きてるんだろう。“自分というブランド”を、これからどう育て、生かしていきたいのだろう。ブランディングデザインを旗印に、精鋭のスタッフが集う(いやこれほんと)エイトブランディングデザイン(以下エイト)の「気になる同僚のアイツ」シリーズ(今つけました)第一弾は、マネジャー。ふたりのあっちもこっちも、ぐっと深掘りしてみました。

「まるまるっていうか。仕事の発端から最終まで関わりたいなって」

と言うのは、マネジャーのひとり、阪上宏美さん。二度目の転職で2020年5月、エイトに入社した。

「新卒で入ったアパレルメーカーは、ウェブの制作、ECサイトの運営からCSR事業の創出まで、新入社員の時からひとりに任せられるタスクがすごすぎたんです。それに比べて2社目のネット広告会社は、自分の関わっている範囲がほんの少しだったので、焦りを感じてしまって。もう少し仕事の全容がわかる会社で、自分の力を付けたいと思いました」

そんなおり、求人サイトで見つけたエイトブランディングデザインという会社に心惹かれた。デザインのスキルはなかったけれど、マネジャー職であれば、これまでのことが活かせる。やれる、と思った。

「しかもブランディングデザインはどんな業種であっても絶対必要なことで、自分が将来やりたいことに、絶対必要なスキルが身につけられるだろうと」

そう、阪上さんは将来、起業する野望を持っている。

「経営者の視点と従業員の視点って、もうまるっきり違うだろうから。とにかく自分で会社を興して、経営というものをしてみたい。人生の中で一回はそういう経験をしたいって思っているんです」

一方、佐々木晃子さんは出版業界からの転身組。

「国内旅行誌の編集部にいたんですけど、特集する都道府県を開拓しながら作っていくスタイルで。私は情報をまず足で集めて、交流を広げていく役割も担っていたんです」

元来のキャラクターと好奇心が重なって、日々猪突猛進。そしてある時、交換した名刺を数えたところ、7000枚ほど!もあったという。

「それだけの人と出会ってるのがすごいでしょって話じゃなくて、本に綴じ込められてない部分、地域の等身大の魅力と、そこに興味がある人をマッチングさせたい。そういう野望があるんです」

役割分担がないのがエイトらしさ?

そんな“野望持ち”のふたりが、マネジャーという同じ立場で仕事をする。その具体的な仕事内容はこちらを読んでいただくとして。おのおのの役割分担はあるのだろうか。佐々木さんが教えてくれた。

「どっちが何をどう分担するかは、それほど線引きされているわけではないんですよね」

スケジュールの優先順位が決まっているなかで、常に情報共有しながら、抜け漏れや間違いがないように、何かを逃してしまわないように。おたがいが連携し、フォローしあいながら、日々の業務を進めていく。

「これができるのは、仕組みが作られているから。それは私たち2人だけじゃなくて、会社全体がそうで。デザイナーも西澤の予定を勝手に押さえられなくて、私たちがスケジュールを調整して、確保する。全体がそういう呼吸やリズムで回っている。基本、業務はチームワークだなと感じています」

とは言え、それぞれの得意分野はあるだろう。阪上さんの場合は?

「私はけっこう細かい地道な作業が好きですね。あとは漏れなくミスなく正確にやる、みたいなところも得意なので、自社ウェブサイトのアナリティクスを定期的にやったり、それをフィードバックしたり」

契約や請求書関係は、ブランディングデザイナーが最後までやるのが基本だが「抜け漏れがないかなどの、細かいチェックは私に任せてもらってます。ここでは『できます』と言ったら『じゃあお願い』とすぐになるので、活かせていると思いますね」

さらに近ごろは、デザインの仕事にも携わっているとか。「入社した頃は、たとえばセミナーの資料作りも全部デザイナーに依頼してたんですけど、デザイナーも自分の案件の締切とかがあるので、自分ができた方が早いし、やってみたいと思って。簡単なフォトショップとか、イラストレーターの使い方をデザイナーに少しずつ教えてもらって、自分でできるようになりました」

そして、佐々木さんの場合。

「私、入社してすぐに、デザイナーのサポートをする業務があったんですよ」


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執筆・編集

山村光春
1970年東京生まれ。雑誌「オリーブ」のライターを経て、2000年に雑誌や書籍、広告の編集・執筆を手がけるBOOKLUCK設立。暮らしまわりや旅まわりのジャンルをおもに活動中。編著書に「眺めのいいカフェ」(アスペクト)「おうちで作れるカフェの朝食」(世界文化社)など。現在、東京と福岡との二拠点生活中。http://bookluck.jp/


撮影

松村隆史
写真家
1975年富山生まれ。大学中退後に上京。スタジオフォボスに勤務。2000年、フリーランスとして独立。自然物、暮し、料理、ポートレイトなどの撮影を中心に活動。http://www.matsumuratakafumi.com/


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