見出し画像

#リノベーションはオワコン

エイトデザインでは、リノベーションを軸とした事業で企業成長させてきた実績があります。

だからこそ、言わせてください。

住宅リノベーションはオワコンです。

特に、エイトデザインの様に一つ一つ丁寧にお客様のご要望を叶えて、デザインし、オリジナエイティーを追求する住宅は非常に利益が出にくい構造にあります。

なぜならば、大手住宅ハウスメーカーのように、ある程度規格で決まっており、工場でパネルで生産し、プランもほとんどが規格。このようなモデルタイプを組み上げない限り、新築業界もリノベ業界でも利益を出すのはなかなか至難の業でしょう。。。

一つ一つ丁寧につくる場合は、非常に労務費がかかり、利益率は良く無いです。

お客様目線でいえば、お得な買い物をしているとも言えますが。利益があまり出ていないという事は、企業はかつかつでやっているという事ですので。。。

新築業界で言えば。

注文住宅ばかりやっている企業は、よほど高い価格で販売出来ない限り、厳しい戦いを強いられる事となるでしょう。

新築業界は建売>規格>注文の順番に利益が出ると言われてます。

これは、リノベーション業界に置き換えても同じです。

リノベーションは建物の価値を残したまま再生する事を命題としており、そもそも規格化にとてつもなく不向きな性質にあります。建売再販もあまり、向いてません。そもそも新築と違い、全ての箱を統一する事が不可能ですので。現状の物件の状態を活かして、全てを設計する必要があるからです。中古住宅であれば、図面は一から、現場調査して書き上げるしか、現状は方法がなく。。。ほとんどの企業がオリジナルで注文を受けてからデザインをしています。

中古マンションを購入して、リノベーションし再販しているい業者も昨今は増えてきてますが、そもそもリノベの市場の客層はオリジナリティーやデザイン性を求めれれている客層が多く。業者がデザインした中古物件を喜んで買う客層は今後は減っていくと思われます。そして、同じ年代のコミュニティーを求めます。

減っていくには、マンション特有のコミュニティーの変化もあると考えております。

現在の中古マンションの平均築年数は。30年程度だと言われます。

30年前に新築だったと言う訳です。30年前に新築だったと言う事は当時マンションを購入した方の現在の平均年齢は60歳〜70歳だと想像できます。

現在、35歳の方が築30年のリノベマンションを購入したとして、30年住むとなれば、現在の居住者の方は90歳〜100歳になります。あきらかに、集合住宅における、コミュニティー層のばらつきが起こり、マンションの存続すら危ういと思っております。

そんな時代的な性質、将来の不安感のある住宅をどんどんお客様に進める事はなかなか難しく、ビジネスとして将来があるとは思えません。エイトデザインでも中古マンションリノベーションは推進しておりますが、なるべく築年数が浅い物件を推奨しており、新耐震基準以降の物件しか取り扱わない様にしております。全てはお客様の安全、安心の為であり、将来の資産形成を考慮した提案をしてます。

しかし、私が知りうる限りでの、不動産屋やリノベ会社は、そこの部分を気にせず、販売している業者も多数存在します。もちろん、良心的に販売されている業者さんも多数知ってますが。

マンションの耐用年数も100年持つと言われてますが、100年が経過してコミュニティーも入れ替わりが進み、建物寿命を維持しているマンションは未だ日本には存在しません。

また、日本は地震大国であり、スクラップアンドビルドの性質から、当分抜け出せないのでは無いか?と考えております。

欧米諸国では、リノベーションはスタンダードであり、土地ではなく建物に価値がつき、築年数が古ければ古いほど、高く販売出来るという国は多数ありますが日本ではおそらく、地震がなくなり、日本の国民性全体が古いものに対する、価値を感じる国民性にならない限り、リノベーションが日本における、住宅シーンのスタンダードになる事はありえないと思っております。

さらに、オリジナルを追求すればするほど、作業効率は悪くなり、人件費が多大にかかります。一人の人材でワンストップでクオリティーの高いデザイン、クオリテティーの高い品質を担保していく事は不可能に近いです。

そうなると、一つの住宅を生産していくのに最低でも3、4人の人材が必要になり、生産効率をあげることが難しくなり。リノベーションだけでは企業の利益を担保する事は非常に難しくなってきます。

エイトデザインでも実際に、住宅リノベの高いクオリティーを平均的に担保する為に、一人のお客様に最低でも3人の人材が関わります。

じゃー、エイトデザインはどうやってるの?

それは、住宅リノベーションだけに依存していない経営をしているから、経営が成り立っています。どのように経営を成り立たせているか、詳しい事が知りたい方は私に直接連絡ください。無料で事細かく教えますので!

問い合わせください(笑

だが、どうしても住宅リノベーション事業に参入したい企業は、下記の条件に見合う地域と経営条件で参入してください。

1、都市圏である事。いわゆる、田舎ではなく都会である事。

2、土地の値段が高く、中古マンション、中古住宅の需要がある地域

(新築住宅は土地の値段が高すぎて購入できず、中古住宅の需要がある地域)

(田舎は土地が安いので新築需要がどうしても勝ってしまう)

3、オリジナルにこだわりすぎない商品である事。規格住宅。

4、オリジナルにこだわるのであれば、デザインの質をとことん上げ、高い客層の方をターゲットとする事。

5、現場管理、粗利管理、利益管理を徹底的に出来る社内体制である事。

6、中古マンション、中古住宅の施工における、ノウハウがある事。

この条件を最低限、満たさない限りは参入しない方が得策です。

おそらく、利益は出ません。

利益が出ないだけではなく、売上をあげればあげるほど赤字になっていきます。

設計体制、設計管理体制、施工管理、現場管理の仕組みが完璧に出来上がっていない状況で完璧な規格住宅ではなく、オリジナルデザインを軸とした商品や中途半端な規格デザインの商品で売上を上げれば上げるほど、設計コスト、施工管理コスト、生産コストがかさみ、売れれば売れるほど、赤字になっていきます。

リノベのみを事業軸としている、リノベ企業の利益が出ていない、もしくは利益が少ない企業が多い事がリノベ業界の難しさ、オワコンである事を指し示しています。調べればわかる事ですので、是非興味がある方は調べてみてください。

リノベのみの事業で成功する為には、完全なる規格化、DX化、設計、生産をAIに頼る、施工をロボがやる。など、IT化にとんでもなく投資できれば、話は別ですが。。。まだまだ、現状は難しいですよね。そもそも、規格化は中古マンションや、中古住宅では出来ないのですから。。。全てにおいて間取りが違うので。

とはいっても、方法を探るべく大手上場企業はおそらく、この分野に投資して来ると思います。

リノベでの利益確保の難しさを感じていると思いますので。

私なら、DX、ITに投資する前に、まずは設計管理、施工管理、生産体制の見直しを徹底的に行い、利益改善しますが。。。人の問題を解決する事が最優先です。以外に建築は泥臭いので。。。特に中古住宅のリノベ、中古住宅の再生は。

どんな業界でもそうですが、簡単に考えて成功出来るほど甘くはないです。

最後に!!!

一般の方でリノベーションを住宅購入の選択肢に入れられている方は、必ず将来の資産価値、新耐震基準である事をチェックし、そのマンションや中古住宅が将来どれくらいの価値があるのかを、リノベ会社と相談しながら、購入してください。

都会で、資産価値のある立地でのマンションリノベーションは資産価値が下がる所か、上がる可能性も秘めていますので、おすすめしますが。

田舎のマンションや、将来資産価値のあがる見込みの少ない地域でのリノベの選択肢はあまり、おすすめできません。リノベと比べて新築を建てた方がコストパフォーマンスが良いケースが多いです。学区やライフスタイルを重視し、資産価値を重視しないのであれば、リノベの選択肢も全然ありです!

要はしっかりと、全ての現実を理解した後に選択して下さいという事です。

そのあたりの真実を、しっかりと説明をしてくれ、嘘偽りなく表現してくれる会社と是非、お付き合いください。

いっときの企業の利益の為に、お客様に徳の無い、得の無い商品を販売する、企業は私は大っ嫌いです。エイトデザインの営業マンがそんな事してたら、とんでもなく怒ります!!!

とにかく、正直に実直にこれからもイマを伝えていきたいと思っております。

最後まで読んで頂きありがとうございます!(^_^)


エイトチェンジHP→https://eightchange.jp



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?