インターホンが鳴るとき8話②

"あなたがどれだけ人を傷付けても

  私はあなたに抱かれてあげるから…"


不倫相手の宝子が
セックスを終えベッドの上で
真治を優しく抱きしめながら言う台詞


それを聞いて真治の目から
スーっと…涙がこぼれる…


何かこの言葉が
すべてを物語っていて

8話の感想のつづきを


真治はこの瞬間は
安心できているのがわかる


本当に
宝子は真治を愛しているんだなと…


先週7話でも

セックス中に

真治、愛してる

という言葉が出た


けれど
真治は8話で
家族に愛があるんだろうなと感じられて

だから大切な家族を傷つけて
あんなに自分を否定し
苦しんでいるんだろうなと思った


宝子は唯一
弱みを見せられる存在

救われている部分は大きいだろう

予告でも

何で俺とセックスしてくれるんだ
と聞いていた

ここまでしてくれる女性を
真治はどう思っているのか


そこが気になる

不倫

宝子も辛いだろう


また、女性は
性の関係を持つと
少なからず好きになってしまう傾向もあると
思うので


好きな人が苦しんでいるから
助けているんだろうけれど

彼女の立場になって考えてみると

彼の気持ちも欲しいだろうし
その身体だけの関係で
満たされない気持ちが
どうにも切ない…

苦しいなあ…

先週7話では
結婚記念日にセックスしている動画を
奥さんに
送るシーンがある

流石にすごいマウントだなと思ったが

以前から言っている
あなたは彼のことを
何も分かっていない
という
怒りもあるのだろう

彼はこんなに苦しんでいるのに…
という

記念日に誰と過ごすかという
賭けを二人がしたから
その結果として
証拠を
送ったのもあるんだろうけれど

ゆかも何人も実際に見て
分かっていてはいても

実際にその行為を見たら
かなりキツいだろうなと思った



深夜帯で
1話が23分という短い物語ですが

見る度に
どんどんハマっている自分がいる


ただ不倫をする
最低な物語とせずに
その背景をも見せてくれる

人間が持つ心の闇
葛藤が描かれていて
短いながら
本当に素晴らしいドラマ


残り少ないだろうから

どうなるのか

本当に
楽しみでたまらないです




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