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【長い付き合いの判断結果】~世界もココロもグラデーションでできている~161

こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回『第二印象』についてお話ししました。第一印象があまり良くなくても挽回できるというようなお話しをしましたが、さらに今回は第三印象?についてお話しします。

第三印象とは

長い付き合いにおける行動と結果で判断されるものだそうです。

第三印象は、長い付き合いにおける行動と結果によって判断されるもので、第一印象、第二印象が“点の情報”だとしたら、第三印象は“線の情報”だといえます。

〇特徴・・・長い付き合いによって確立される第三印象は、他者から貼られる揺るぎない『レッテル』になってしまうという点があります。

例)半年や1年の長い付き合いの中で、『当初は覇気があって第一印象はとても良かったけれど、やるべきことを全然やらないな』といったことが分かってくるとします。そうすると、『あの人は約束を守れない』といったレッテルを貼られてしまうのです。

〇特徴・・・第三印象におけるもう一つ大きな特徴について、「第三者からの情報で、それまで抱いていた第一印象、第二印象が大きく覆ることがある」と言います。

例)新入社員として入社した会社の2年先輩にAさんという人がいたとします。Aさんは身なりに気を使わない上にあいさつの声も小さいので、『先輩なのに、あの人は何なんだろう』という印象を抱きます(第一印象)。

しかも、声をかけてもあまり会話が弾まないので、ますますとっつきにくい印象を抱きます(第二印象)。

ところが、皆に慕われている上司が『仕事のことはAさんに聞きなさい。あの人はあれで本当にしっかりしているからね』と言うと、第三印象として『あ、そうなんだ』と素直に思えるのです」

第三者の話すうわさのほうが、自分が直接で感じ取ることよりも大きな影響を及ぼすという心理効果を「ウィンザー効果」と言い、その効果は、うわさを話す人の周囲からの信頼度が高いほど高まるのだそうです。



好印象を与えるためのポイントは?

ここまで第一印象、第二印象、第三印象についてお話しをしてきましたが、特徴を踏まえて、相手に好印象を与えるためにはどのようなことを心がけたらいいのでしょうか・・・

まずは「印象=習慣の集積」であると捉えることが大切だということだと知りました。

どの印象においても共通して言えるのは、『印象=習慣の集積』ということだそうです。普段から身だしなみに気を使わない人が、本番だけきちんとしようとしても、着こなしが様(さま)になっていないのがにじみ出てしまうように、その場だけの取り繕いは相手に伝わってしまうということです。

それでは、「印象=習慣の集積」という認識を踏まえたうえで、好印象を得るためには、日頃からどんなことを意識すべきなのかをみていきましょう。

◎第一印象~笑顔でいること

短時間で判断される第一印象においては顔も大事な要素となるので、身だしなみや発声を普段から心がけるのはもちろんのこと、普段から笑顔でいることを心がけるようにすることが良いでしょう。

どんなに顔立ちが整っていても、ネガティブ思考の人は表情に出てしまいますし、逆に顔立ちが整っていなくても、普段から前向きで明るい表情をしている方は、自然な笑顔でとても良い印象を与えることができます。


◎第二印象~相手の話をメモに取ることがおススメ

第二印象においてはやはりコミュニケーションが要なので、日頃から会話のキャッチボールがスムーズにできるようになっておきましょう。

そのためのテクニックとしておすすめなのは、直属の先輩や上司からレクチャーを受けたり、取引先と打ち合わせをするような場面で、必ず相手の話をメモに取ることです。

コミュニケーションにおいて印象が悪くなるのは、話し下手であることより、話がかみ合わないことです。話がかみ合わない人というのは、こちらが言っていることに対して違うフィルターをかけたり、自分の先入観を交えたりして返してくるため、話し手は『今の話、ちゃんと聞いていた?』と言いたくなるんです。

ですので、それを防ぐ方法として、相手が言っていることをきちんとメモに取る。そうすると、見た目の印象が良くなるだけでなく、自分の中でも『今はこのことについて答えればいいんだな』と一拍おいて答えることができ、相手に誠実さが伝わることに繋がるようです。

◎第三印象~実行と「報・連・相」を当たり前にすること

第三印象で良い印象を与えるには、日頃の行動力と結果が重要な要素になります。会社から言われたことをきちんと実行できることや、約束を守れること、スピード感をもって仕事に取り組めることは、長期的な評価において、第一印象や第二印象よりも圧倒的な影響力を持つことになるようです。

ですので、まずはスピード感をもってやるべきことに取り組む。そして取り組んだ結果について『こうした結果になりました』『ここが分からないので教えていただけませんか』と周囲に報告・連絡・相談する、というのを当たり前にできるようにしましょう。

『行動力がない』というレッテルを貼られる人の特徴として、『報・連・相がない』ということが挙げられます。そもそも行動力のある人は、その分カベにもぶつかるので、報・連・相をせざるを得なくなります。つまり、行動に移せば自然と報・連・相はできるもののようです。


好印象はいつでも取り戻せる!


最後に、「人との付き合いに不器用な人は、器用になりたいと願うかもしれませんが、不器用でいいんです」(やったー!!)

不器用な人ほど地道な頑張りが評価されたときにギャップが働いて、第三印象が良くなることが多いので、失敗はあまり気にせず、いつでもやり直しはきくと考えるのがいいのだそうです。

人と人とのやりとりで成り立つビジネスの場で、良好な関係を築いていくためにも、ぜひ「印象=習慣の集積」を念頭に、日々の習慣を見直してみてはいかがでしょうか。


アレッ?最後の最後に習慣に辿り着きました(笑)

今回、心理学や色についての学びである程度知識としてはあった『メラビアンの法則』でしたが、第三印象までいくと学びが深くなったように感じました。さらに詳しく知りたいと思った方は🔍してみてください。たくさんの情報があります。初対面では緊張したり、自分が出せないこともあるでしょう。しかし、そこは点の情報。失敗はあまり気にせず、いつでもやり直しはききますよ。



今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。

皆様からの「スキ」とってもとっても嬉しいで~す(happy♪)いつもありがとうございます💗

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大切なお時間をありがとうございました🙇

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