旅の途中には
雨の日や風の日がつきもの
砂に足元を取られ上手く進めない
歯がゆさを感じる
焦りから他人をうらやんだり
傷つけたり
曖昧な自身に苛立ったり
見失ったり

でも完璧である必要なんてない
もともと不完全なモノだから
旅はまだ途中なのだから
今は霞の中を歩いていたとしても
次第に視界が広がり
稜線や頂上が現れるかもしれない

時に疲れはて
ココロ折れそうになっても
周りには同じ思いを持ちながら
同じく歩き続けている人がいる
そして私達には
時に励まし合い
時には手を取り合いながら
共に一歩を踏み出す勇気がある

それらは先人から教わったモノ
彼らの背中で教えてくれたモノ
私達は常に共にあるのだから