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【web3/NFT】結婚生活などとNFTとの繋がり/テイラー・スウィフトの件から

8ships Twitter Space(8/27/2023)-Part2
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese Girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl

前記事では、世間で「ゲームがNFTを引っ張っていく」と言われていることに対する見解や「一般の感覚」を知る需要性、子育てとコミュニティ作りの繋がりなどについてトーク!次は、「普通の感覚」を持つことや、結婚&子育て、世界で話題となっているテイラー・スウィフトの件からweb3/NFTに通じるものとは何なのかを話していくよ!

「普通の感覚」を持つことの素晴らしさ

この2年間を振り返ってみると、俺自身も含め、人間って弱いんだなと思う。
300ドル(約44,000円)のガス代が安いってなってたくらい、感覚がおかしくなってたじゃん。

お金持ちの人たちが、高級車を買ったりミシュランのご飯を食べても、あまり感動がなかったりするのも仕方がないのね。

だから、「普通」っていうのがどれだけ素晴らしいものかっていう感覚は凄く大事。
俺が関わってるNFTのプロジェクトはそこに凄くフォーカスしてる。

「価値がないと思われてるものに価値がある」みたいなことで、例えば、「くら寿司も美味しい」って感じれる感覚って、お金で買えないのよね。

俺はくら寿司も美味しいって感じるけど、「お前は舌が肥えてないだけだよ」「美味しい物を美味しいと感じられてないんだよ」って思う人もいる。

だけど、俺はミシュラン料理も美味しいと思うし、くら寿司も美味しいと思うわけ。

本当に俺が何かを無くしてるのか?って言ったときに、そうじゃなくて、相手が感覚を無くしてる可能性もあるよねって思うし、お金持ちの人たちは、自分たちの感覚がどんどん狭まってるっていうことに自分たち自身も気付いてないかもしれない。

本当に口酸っぱく言いたいけど、上の感覚よりも下の感覚の方が超大事なのよ。

下の人って、上の感覚もある程度感じられると思うのね。
例えば、今までエコノミーしか乗ってなかった人がファーストクラスに乗ったら「わー!」ってなるけど、ファーストクラスが当たり前になっちゃうと、エコノミーに座れないと思うのよ。

だから、「当たり前」と「慣れる」っていうのは本当に毒みたいなもの。

NFTの文化は、もっとピュアで楽しいもの

NFTプロジェクトも、売り切れることはおめでたいし、いいんだけど、それを凄い風に言ってる人たちは本当に心からアホだと思う。
そこに関しては、逆に日本の心がアメリカに影響されすぎなのかなって思うところがある。

正直、この2年間のNFTプロジェクトって、みんな「Bored Ape Yacht Clubのやり方をコピーしろ!」みたいな文化で、俺はあれがNFTの文化だとは思ってない。

NFTの文化は、もっとピュアで、もっと楽しいものだと思ってる。

そういう意味では、これからようやくちゃんと文化とかコミュニティとかをフォーカスするプロジェクトが作られるのかなっていうのはある。

ただ、「コミュニティファースト」って言いながら、裏でチームと話してたら、お金の話しかしないところも超多い。

本当に人のことを考えてるんだったら、毎日人を見て、人のことを考えてないと。

常にみんなが求めてるものを作ればいいだけだから。

みんなに欲しいと思われるものを作って、ハイプを生み出したら、売り抜けしようっていうのが今のほとんどのNFTプロジェクトっぽいけど、 俺はそういうのを作りたくないなとは思う。
俺は本当に、みんなと楽しいことをしたいだけだから。

人生で「楽しいもの」っていうのを、みんなミスってると思うんだよね。

マーケティングが上手い人たちは、自分たちの「お金を持った、映える生活の方がいいよ」って言うしかないの。
自分の生活はクソですよって言えないわけじゃん。

親ですらそういうものに翻弄されて、映える生活に囚われちゃってる。

だから、そこが凄くキーだとは思うけどね。

Bored Ape Yacht Club:10,000点のNFTコレクションで、それぞれの画像には漫画の猿が描かれている有名なNFTプロジェクトの一つ。Yacht Clubの会員カードとして機能し、会員限定の特典にアクセスすることができる

結婚/子育てとNFTコミュニティは、似てる

子育てでみんな気付いてないのが、多分「子供から学ぶ」なんだよね。

NFTコミュニティと結婚って凄く似てると思う。

家族と子供と一緒に作り上げるのが、結婚後の生活なわけじゃん?
それなのに、親が「これが正しいんだ」とか言い始めたりする。

俺が常に言ってるのが「上からだけじゃなくて、下からも学べ」っていうこと。
役割があるだけで、どっちが偉いとかは特にないし、子供の方が感性が鋭かったりもするから、そこは逆に親がオープンじゃないといけないというか。

会社経営も全く同じだと思う。
社長とか上の人たちが「俺たちは今までこれだけ頑張ってきたんだ」って言っても、時代が違うし、“うちらの方が大変だったって言われても知らねえし...”ってなるしさ。
そこらへんは、常にいろんな世代にリスペクトを持ちながらしないといけないと思う。

コミュニティ作りって凄く面白いなと思うし、 日本はすげえ上手くできてるなとは思う。

パーフェクトがないんだよね、絶対的に。
「パーフェクトじゃなくていい」って思わないといけないというか。

テイラー・スウィフト vs 超有名マネージャーの件から

スクーター・ブラウンっていうジャスティン・ビーバーとかアリアナ・グランデをクライアントに持つ超有名なマネージャーがいるのね。
その人が原盤権を持ってたテイラー・スウィフトのアルバムを、テイラー・スウィフトが「あのとき自分のアルバムの権利が売られることを知らされていなかった」って言って、もう1回録り直したんだよね。

多分色んな人たちが今まではスクーター・ブラウンの方を応援してて、テイラー・スウィフトを批判したりもしてたんだけど、今回スクーター・ブラウンを応援してた人たちも、全員彼と縁を切った。

テイラー・スウィフトがすごいのは、スクーター・ブラウンみたいな人に普通は真っ向から戦わないのよね。
彼女ってクリエイターだから、簡単に言えば、いちアーティストなのよ。

だけど、テイラー・スウィフトがジャンヌ・ダルクみたいな姿勢で立ち上がってることが凄すぎて、みんなが共感してる。

なんだかんだ言って、クリエイターの人たちも、会社の雇われ社員の1人だったりするじゃん。
そういう人たちが本当に立ち上がれるのか?っていうのは思ったりもするし、俺すらも、例えばどこかと契約してお金をもらってしまったら、その相手に対してちゃんと言えるのか?って思う。

日本は今後、戦国時代みたいになっていったら面白いと思うけどね。
「今までの古い勢力だけじゃなくて、もっと楽しい人生をやっていこうぜ!」って立ち上がれば。


続きは、【web3/NFT】web3/NFTを楽しむためのマインドとは?

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