Preview 奄美森のうた/ガルリラペ 2024年3月22日~4月7日 油彩

画像1 奄美 森のうた 油彩  1940×4480  このサイズをガルリラペで展示するのは初めてですがどうしても金作原で私が感じた感動を伝えたくてチャレンジしました。奄美は雨が多いところで森に入ると雨上がりの色の美しさや360度の自然の力に圧倒されます。奄美で初めて覚えた植物の名前がヒカゲヘゴ。幹には八の字の模様があり、大きな葉をてっぺんににょきにょき生えている様はジュラシックパークのような生命力にあふれた森です。遠く霧に煙るさまが美しいと思いました。霧が美しいなんて感じることは人生で初めてでした。。
画像2 ヘゴの若芽はとても大きなゼンマイのようです。「80㎝位が一番おいしいらしいですよ。」とガイドさんが教えてくれました。どうやって料理するんだろう。どんな味がするのだろう。ヘゴノワカメは全体がびっしり細かい金色の毛におおわれています
画像3 「雨宿り」F15  第22回奄美を描く美術展 大賞   名古屋での展示は今回初です。ぜひご覧ください。
画像4 奄美の風(アマミノクロウサギ)F4 アマミノクロウサギはやっと数を回復してきたそうです。夜の森に行くと広いところにウンチをしに出てきたうさぎにあいます。クロウサギのウンチが落ちていると近くにいるなあと分かるそうです。耳が短く、目が赤い、黒っぽいウサギがいつまでもこの地に生きていてくれたらいいと思います。
画像5 奄美の風(ヒカゲヘゴ)F50
画像6 奄美の風(フナンギョの滝)F20 わたしは制作によく写真を使いますが、滝は奄美の人々にとっては神聖な場所だそうです。「写真を撮ってもよいでしょうか」と聞くとOKでしたのでさっそくとってみるとぐるぐる回ったような写真が撮れました。かっこいいと思ったのでもう一度同じように撮れないかと何度も試しましたがその1回だけでした。その風景が気に入ったのでどうしても描きたくなりました。

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