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真心を感じられる果物の愛

自分の食事を作っていると日々、誰かのために作って食べさせるのはよほど大変なことだと思う。料理を担当する人はご飯を作っているというだけで称えられるべきだ。毎日色々なメニューを考えて用意しないといけないから本当に頭が下がる。

なかでも真心を感じられるのは旬の果物である。自分ひとりだと果物まで気が回らないことが多く、季節の果物がテーブルに乗っているのは当たり前じゃなくありがたいことだと思う。良いものを食べさせてあげたいという愛を強く感じる瞬間だなぁと実感する。

誰かに何かしてあげたいという気持ちは、何も簡単なことじゃない。そう思える気力や行動に移す体力が必要である。他人の面倒を見るには自分がまず元気で満たされていて、自分の身の回りのお世話をできないと難しいだろう。

栄養たっぷりで美味しい旬の果物を剥いてもらうのは、そういった心遣いの最たるもののように感じる。例えば親から子へ、ゆくゆくは子から親へも果物の愛を振りまくことで、いつも元気でいてほしいと願う心が伝わるだろう。果物に限らず、相手に真心が伝わる方法はどれだけあってもいいはずだ。

秋は果物が美味しい季節。改めていただくとその瑞々しさや生命力を感じられる自然の甘みに思わず笑みが溢れる。私も果物の愛を感じられるような真心を届けるべく、いつも周囲への感謝を忘れず頑張りたいと思う。

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