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父の姿

日常の気づきを備忘録として書いているあっきぃといいます。


今回は
父のことを書きます。

ふと 気づくと、夜中の2時でした。

電気をつけたまま、寝てしまったようです。

お風呂が沸くのを待っていたのかな。

夜中にお風呂に入り、身体を温めてから引き続き寝ました。

朝、目覚めるとなんだか目がショボショボしています。



起き抜けの頭に浮かぶのは、昨日の夕方に病院から呼び出されて駆けつけ、目にした父の姿でした。



控え室で待っているとドクターから説明があり、父に会える許可がおりたということでICUに入りました。

そこには父がベッドに横たわっていました。


父のベッドの周りにはたくさんの機械があり、口からは召集されました管が、別のところからも管が出ていました。


腕は動かないように
固定されていました。


触れても大丈夫なところは手でした。

父の手を握ると微かに温かい。


パパ、私よ。

パパのこと、待ってるからね。



声をかけると
目を閉じている父の顔の向きが
ほんのかすかに動きました。


管が出ていて話せない唇が
わずかに動きました。


何かを言いたそうに
見えました。



朝、目覚めると
昨夜の父の姿が
脳裏に焼きついていました。



そして、朝からですが
このことを書かざるを
得ない自分でした。


そして、書いているうちに
涙がぽろぽろと
流れている自分です。


書いても書いても
父の姿は
鮮明です。


辛いことに向かい合う辛さ。


そんな自分のことよりも


心の中が
父のことで占められている


今朝は
そういう朝でした。



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