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自分発動が止められなかった

こんにちは
ストレスクリアコーチ、超覚醒コーチ
のあっきぃと言います。
ここにお立ち寄りくださったこと嬉しく思っております。
日常に起きる気づきを
ストレスクリアの目線で感じたままに書いています。

夕方ランに出る
近所の横断歩道の手前で座り込んでいる人がいた。

老婦人風の人と連れ添っている男性

その横を駆け抜けた私。

数十メートル走り
何かモヤモヤ気になる自分がいて
折り返して戻った。

老婦人は足を投げ出して座り込み、男性は立ったまま
その両手をもっていた。

「大丈夫ですか」
「あ、大丈夫です」
「立てないんですか」
「そうみたいです。少し経てば立てると言っています」

男性は息子さんなのかな?
お母さんのこと、わかっているのかな?
と思うワタシ。

「様子が気になり引き返してきました。
どこかに連絡とか、しなくていいですか?すぐそこの交番にワタシ、行ってきますよ」」

「あ、、大丈夫です・・」

女性は無言。
手を持っていないと背中がしゃんとしない様子であった。

私は、しばらくそのまま様子を見ていた。

(助けを要らないと言っているから要らないんだ。
勝手に何かをしてはいけない。)

ふと思いつく
場所は生協の真ん前・・。

「もし、立ち上がる時が来たとしても歩けるかわかりませんよね。
使わないかもしれませんが、生協から車椅子を借りてきましょうか?
立てたとしても、あなたはここから離れられないから車椅子の要請とかできないから、私が今、交渉してきます。話だけでも・・いいでしょうか?
ごめんなさい、お節介で。母がこういう感じでしてつい、お世話焼きになってしまうんです」

「あ、いいですよ。お願いします」

それから私は生協に行き事情を説明し、店長の許可を得て、店長自ら車椅子を引いて現場まで来てくれた。

その間、10分くらい

老婦人はまだそのままだった。

声をかけて、車いすに座らせようにも全く動けない。
男性は非力で持ち上げることができなかった。

気づくと数人の人だかりができていた。

「どうしたんですか?」
と聞かれた私は「立てないんです」
「誰か介護職の方いませんか?」

偶然にも臨床関係の方がいて車椅子への移動に手を貸してくれた。

「1,2,3・・」
老婦人は車いすに腰掛けることができた。

「車椅子、返すのはいつでもいいです」

と生協の店長は話していた。

「ありがとうございました」
男性は言って、その場は解散となる。

ワタシも周りの人たちに
頭を下げて
「ありがとうございました」
と言い、ランへ・・。

自分としては
人助けができてよかった。
目の片隅で見ていたこと
引っかかっていたことをそのままにせずに
できたことで満足感

相手はどうだったか
1度も「困っている」「助けてください」
という言葉は出ていなかった。
本当は必要がなかったのかもしれない
何らかの事情で、あそこにいたのかもしれない

立ち入ってしまったか
そうかもしれない

余計なことをして
肝心のことをしない自分

自分の思い込みで突っ走る自分

困っている人を見ると、うずうずする自分

役に立ちたい星人の自分

発動を止められなかった自分

自分に正直だったことは間違いないが
これでよかったのかと疑問感満載

夕方のラン
走っているときの脳内整理はいつものこと

珍しく
自分のしたことが
腑に落ちずに終わる

出しゃばり
自分と人の領域侵害
やっちまった感満載


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