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弟と一緒に休日を過ごした話 電気ブランを飲んでみる


1.ひさしぶりに弟の家に泊まる

 弟に会うのは一か月ぶり。
 弟はしばらく休職していて、一旦実家に帰っていたからだ。
 以前、弟に会った時にいろいろと話を聞いた。
 仕事がつらいだの、疲れが取れないだの。
 その際、自分が聞いても役に立たないかもしれないと思ったのでカウンセラーを頼るのが一番なのではと提案した。

 弟は大企業に勤めている。
 大企業はあらゆる環境や設備が整っており、産業医がいる。
 とりあえず産業医に話をしてみると弟は言った。
 その後有言実行した結果、産業医から適応障害と診断されて早く休みなさいということで2か月くらい休職していたというわけだ。

2.やはり、自分の好きなことをやるのが幸せだよね

 弟からいろいろと話を聞いたのだが、休職中にやっていたことは自分の好きなことだった。
 中小企業から大企業に転職したものの、弟は事前に任されたものとは異なるものをやることになった。
 そのストレスで精神的に疲弊したのだろう。
 今後転職する時は自分の好きな物をしたいとのことだ。

3.電気ブランを飲んでみる チェイサーはノンアルコールビールで

 さて、弟は休職中に母と一緒に東京に旅行したらしい。
 それぞれ別行動で自分の行きたいところに足を運んでいたのだが、弟は電気ブランが出るバーに行ったらしい。
 そこで電気ブランを飲んだ後、お土産に買ってきたそうだ。
 まさか電気ブランを飲めるとは思わなかった。

 電気ブランというのは昭和のお酒で有名であることは知っていた。
 たしか、偽電気ブランというのも世に出ていたとか。
 どんなお酒なのか気になったのでとりあえずロックで飲んでみた。

 味というか酒の強さはすごいものだ。
 普段、バーではスコッチのロックを飲んでいるのだが電気ブランはスコッチよりも強いと思う。
 うわー、勢いでロックで飲んでみたけれど最後まで飲めるだろうかと心配になる。
 弟も電気ブランの強さにやられていた。


 どうしようかと不安になった私に弟はそういえばとバーで見かけた光景を語りだした。
 電気ブランのチェイサーとしてビールを飲んでいた人がいたらしい。
 調べてみると電気ブランとビールは良い組み合わせとのこと。
 さすがにビールまで飲んだらぶっ倒れるよと思ったのだが、幸い冷蔵庫にはノンアルコールビールがある。
 それで試してみようと飲んでみた。

 ああー、なんてすっきりするのだろう。
 ノンアルコールビールがいかにありがたいのか身に染みてくる。
 普段、ノンアルコールビールなんて美味しくないと思っていたけれど、初めてその良さが気づいた。
 これからは困ったときにノンアルコールビールを頼ろうと思う。

4.次回予告

 次回はひたすら下ネタ回。
 弟と一緒にいると思いっきり下ネタが出てくる。
 大人になったら下ネタから卒業するのかと思っていたが、意外と下ネタを言っているよ、不思議だねえ。
 次回はどんな下ネタが出るのか素直に記そう。

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