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一人でメイド喫茶に行った話。

ここ2年くらいコロナ禍でトモダチとご飯に行く機会もなかなかなく、ここ最近やっと友達と飲みにいくことができるようになったかしらと思います。だがそこで思うわけです。コロナの中、ずっと家にいてアニメみたり漫画読んだりゲームしたり。おうち生活満喫お祭りわっしょい野郎の私はね。

人に話せる話題がねえ。

そう。人にお話差し上げるような話題がねえのです。そういう私とおんなじ悩みを持った方いますよね。もしこの状態で、今友達と会っても、
「最近このアニメが〜この漫画が〜このキャラが〜デュフフフへへへうっほうっほうっほデュフフフへへへ」
くらいのもんです。まそれでもいい。それでもいいんですがね。同族と会うんならいいんですが。そういうのに興味がない人もいるじゃあないでしか。それよりめんどくさいことに私ね。

面白いとは思われたい

なので私は友達と数年ぶりに会うとなった時、話題を自分の足で探しに街へ繰り出しました。

さてそこで目をつけてたんですが、街中でメイドさんがビラ配りしてたんですよ。用もないのに2回くらい前を横切って

「メイドカフェやってま〜す!よかったら来てくださ〜い」

「え、あ、はい、」

「受け取ってくれてありがとにゃ〜ん」

みたいなやり時を何回かして楽しくなってビビっときたんですよ。ひとりでメイドカフェ行ってみようって。

メイドカフェ自体はね、友達と1、2回行ったことあるんですよ。でもね、ひとりのハードルって高いですやん?まあ私は1人海外旅行できるくらいの人間なんでひとりで行動するのは別にいいんですがね。やっぱ緊張するんですよ。メイドカフェに入るのは。でも好奇心旺盛ボーイなんで、店の前を5往復くらいして気持ちを落ち着かせて夢の国へと入っていくのであった。


「おかえりなさいませご主人様!」

わ、久々に聞いた。おかえりなさいだって。ご主人様だって。1人暮らし男には染みる言葉ですね。

「あ、う、うぃ〜」

こんな返ししかできない自分が恨めしい。
そして、メイドさんにカウンター席へと案内された。
え、あ、か、カウンター?メイドカフェってカウンター存在すんの?そんな対面でメイドさんとお茶していいの?めっちゃ緊張すんじゃん?と、思いつつカウンター席に着くとメイドさんがお店の説明とオススメメニューを教えてくれたんですけど。私はそこで、衝撃の事実を知った。なんと、メイドさん呼ぶ時に、「すいません〜」とか、「注文いいですか?」とか聞こえないんだって。じゃあなんて呼ぶかって?「にゃんにゃん」って大きい声で言わないとメイドさん気づかないんだって(国による)。不思議だよね。おれ大人だぜ?めっちゃ恥ずかしいよコレ。しかもひとりで。興奮してきた。

メニューに目を通して思ったけど、そこまで高くないですよね。値段は全然覚えてないけど、たまに開催するアニメのコラボカフェよりは安い記憶。この後飲みの予定もあるし、とりあえずパフェを注文。
だけどここで難関が、そう。成人男性が「にゃんにゃん」と言ってメイドさんを呼ばなきゃいけないのである。正直ここが1番キツかった。あんま照れすぎて「にゃんにゃん//」って言うのもこれはこれでキツいし、「にゃんにゃん!!!」って振り切るのもなんかイタいし、ちょうどいいにゃんにゃんを考えてぶつくさ言っていたら、

「あ、注文きまった〜?」

目の前の天使、いやメイドさんが声をかけてくれた。ここでほんとにカウンターに案内してくれて良かったなと心から思った。

メイドさんにもタイプは色々あるのだ。これもまたメイドカフェのいいとこの一つである。

続きは次回。。



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