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ひもじくならないように遅くなった日こそきちんと食べる(大戸屋で)。

大戸屋は遅くまで開いている。

コロナ禍で、閉店時間は早まったり元に戻ったりを繰り返しているが、最寄り駅の大戸屋は基本23時閉店、22時半LOだ。

この店舗では、遅い時間になると割と年配のホールスタッフの方が対応してくれる。おそらく定年退職後の再就職なのだと想像する。働き盛りの私が眠い時間帯だ。本来なら皆さん熟睡している時間ではないか(年配の方がみんな早寝だと決めつけるのは良くない。)と案ずるが、そんなの余計なお世話なのである。
私はこの遅い時間の大戸屋の静けさと、年配ホールスタッフの過剰過ぎない笑顔と配膳が気に入っている。

空腹というのにはピークがあり、そのピークを過ぎると、食べること自体が面倒に感じてくる。
残業してしまうと、大体19時にやってくる空腹のピークをやり過ごしてしまい、21時を過ぎる頃には、もうほとんど食に対する興味を失っているのだ。ダイエットにいいじゃんと思っていたのも今は昔。食べない空腹感は虚無感、倦怠感へと育ち、そんな状態で痩せたとしても、それは「やつれた」に過ぎない。
30過ぎてそれはやめましょう。大戸屋で温かいご飯を食べましょう。肉も魚も焼きも揚げも炒めも。揚げた後に甘酢で和えたりもしてくれるなんて。五穀米に変えても据え置き価格。ご飯少な目だと-20円。ああ、田舎の母ちゃんに「心配せんでええよ」と伝えてほしい(自分で言え)。

ここまで、大戸屋の素晴らしさについてお伝えしてきたが、
最も素晴らしいところ、愛してやまないところを最後にお伝えしたい。



生ビール290円。


ありがとう大戸屋。


ありがとう。ほんと。

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