権力者とは何か見直す必要にある

Kamil Galeev 氏投稿を訳した記事一覧は、こちら

素晴らしい記事だ。補足しておきたいのは、我々はロシアの能力をソ連の実績に基づいて判断する傾向があるということだ。これは間違っている可能性がある。現代のロシアは多くの点で、1917年以前のロシア帝国に近い可能性がある。それが大量の動員を避ける理由だ-リスクが高すぎる

theatlantic.com⇐訳注:購読にそこそこの金額が掛かるのでホンの上辺だけしか見れなかったです😥
ロシアのウクライナ侵攻は、国家権力について我々が知っていることを変える。 キーフがモスクワに対抗して成功したことで、私たちは権力者とは何かという前提を見直す必要に迫られている。
ウクライナはロシアを大国でないことを露呈させた

プーチン大統領を支持し、戦争を支持するロシアの政治家であるチャダエフは、クレムリンかどうかを議論する際にまさにこの主張をする。ロシアはロシア帝国にあまりにも似ている。ポーランド、コーカサス、トルキスタンのような小さな戦争は大丈夫だ。なぜなら、そこで実際に戦っているのはごく少数の軍隊だからだ

しかし、大量の動員を行う場合
あなたは:
1.力強い数百万人を動員
2.彼らに武装を与えた
軍事的にいかに有利であろうとも、政治的にはすべての社会政治的構造を破壊することができる。
1917年がまさにそうであったように

ロシア革命は、ツァーリが居なければ皇帝が居たからあのようなことは起こらないこの事が起きた
1. 数百万の農民を強制的に移動させる
2. 彼らに武器を与えた
帝国の社会政治的な平和は、農民がその場に留まることに依存していた。これが一旦変わると、帝国は混沌の渦に巻き込まれた。

私は、フィクションの方がノンフィクションよりも1917年のことをよりよく理解できるかもしれないとさえ思う。同時代の作家が書いたフィクションには、通常、ノンフィクションが見逃しているものが含まれている。何百万人もの武装した農民が軍服を着て家に逃げ帰り、異議を唱える将校を殺害するという絵に描いたような描写がある。

また、1917年当時、なぜ農民は具体的に家に逃げ帰ったのか。それは私が知る限り、後期ロシア帝国について文字通り最も面白いことかもしれない。すべては1893年に可決された信じられないほど愚かな法律に起因している。終わり


訳注:ちょっとTwitterでも言いましたが「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏 の発言ですが、いかに過去に失言もあるとはいえ、麻生さんの事を逆に馬鹿にするような脊髄反射で読解しない左巻き傾向な発言が多々見受けられますね。
政治に無関心で居られるぐらい平穏に自分の周りだけ考えて生きていけるなんてどれだけ幸せなことか、日本に生まれて私は幸運であり感謝していますけどね。
嫌でも逃げ回り、毎日、その日を生きられるかわからない、飢え、戦闘、それによる被害、衛生の良くないことからの病気、さまざまな危険な環境でしか仕事がない、体を売るしかない、年齢は関係なく少しでも稼がなければ暮らしていけない…上げればきりがないほど出てきますが日本はそのうちのどれかに切実に差し迫った事柄が頻発しているでしょうか?
それは戦後から時に政府も失敗しつつ、環境に対するダメージを少なくして住みやすく平和に幸せに暮らせるようにと汗かいてきてくれた代議士、官僚や公務員などが私たちの代わりに行政をおこない、そのほかにも司法には検察や裁判官、弁護士。そして時に必要な法律を国会など立法でどれがダメでどこまでは良いのかを国民が著しい不利をなるべく負わないよう決め事、法律を作ってくれてきました。
今まで生きてきてどれほどの事を私たちは関心を持って見て知って理解してきたでしょうか。
これからは本当にもしかしたら明日にも、日本が、台湾が、太平洋の諸国が、どこが武力で責められても不思議はないです。今回のウクライナ侵攻はそれほどの事なんです。
ロシアと深い関係を持っていたウクライナという国はもうロシアの影響は受けたくないとクリミアを獲られてから国民の大半が思ったからこそロシアからの速攻的で反抗はしてくるはずがないとタカをくくっていたロシアの侵攻を跳ね返し今も元の国境まで戦線を戻すために戦っています。
自由を掲げた西側にNATOに参加しようとし、ロシアの歴史的に繰り返している独裁的な政治を否定しています。実際の政治運営には自由主義も社会主義も拒絶するような政治は無理が出てくるので今はその話は割愛しますが、いわゆる社会主義国はそもそもが自由が政治によって報道も発言も行為も縛られている政治です。
そういう事も関心を持って見て知って聞いて理解してきたでしょうか?
なので「平和に関心を持たずに生きていける国は良い国」と言えるのではないでしょうか。
長くなりました。終わります


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