セクハラジジイの悪行
今日は辞める会社のセクハラジジイの悪行をゆる~く晒していくぞ~
私自身が受けたものだけじゃなく、被害者の会(4人)の話も織り交ぜていくので楽しんでいってくれ。
①面接での質問
「彼氏はいるの?」「結婚、子どもは欲しいタイプ?」等々を早速、一次面接でご確認なさる。夜職の面接に来たのかと思った。曖昧に答えていると渋い顔をして腕を組んでいて、『ヤバい、落とされるかも…』と思ったが「昼ごはんの後だから眠くなっちゃった」と言って1時面接を謎にパスして入社してしまった。
②新人歓迎会
ありがたいことに入社した祝いにと、歓迎会を披いてくれた。正直早く家に帰りたかったのだが私一人のために披いてくれるとなると遠慮できずに参加。酒が入るとセクハラは加速する。自分が一番上の立場であるのと年の功を重ねているともあって、ジジイは飲むやいなや汚言を吐きまくる。まずは中国人社員Sに対する暴言が炸裂する。
「中国人は犬を食べるからなあ」
「Sは本当は焼き鳥じゃなくてカエルとかゲテモノ食いたかったんじゃないのか?」
こうして散々人種をバカにする。ジョン・キニョネスのWWYDの番組であることを願ったレベルのレイシストはこのジジイしかいない。
誰も自分のことを止めないと分かってからジジイの標的は広がる。立場の弱い新人の私に降りかかった質問。
「救済ちゃん(小生のことである)は、ちゃんと彼氏いるの?」
ちゃんとってなに?
正式に婚姻する予定の彼氏
一緒に住んでる彼氏
セフレ
この辺のニュアンスと口臭を含んだセリフに反撃を込め、こう答えた。
「しっかりしたパートナーがいます。」
パートナーという言葉にしっくりきていなさそうなジジイはさらに続ける。
「どんな男がタイプなの?」
無茶苦茶性別絞ってくるやん~流石昭和生まれ還暦~!と思いながら返事。
「好きになった事のある人のタイプですか?老若男女問わず自分にとって尊敬できる人ですかね~」
と正直に話した。
「女も…?」とジジイは脳死状態になりタバコに火をつけた。
次の標的は、私の次に若い男性社員Yに代わる。
「Yは30超えてるのにひとり暮らしで彼女もいないから出張多くても誰も困らないな。ホテル停まったらエッチなビデオも観放題だしな。」
ストレートなパンチにYは慣れ切っているようでうまいことあしらっていたが、私は面食らってしまった。このジジイには何でもありなんだなと。
ここまでひどい侮蔑が並ぶ食卓には、被害者の私・中国人S・30大社員Yの他にも3人いたが誰もジジイの暴走を止めなかった。まるで何の変哲もない新人歓迎会が開かれているようにもくもくと酒を呑み、から揚げをつまんだ。このあたりから会社選びをミスったのだと実感した。
③被害者の会
女性社員だけで仕事をする機会があり、そこで先輩社員からこう言われた。
「救済ちゃん、仕事慣れた?困ってることとかあったら言ってね。」
何と優しいお姉さま方、女神です。
「仕事はだんだん覚えてきたんですが、人間関係が少々…」
「それってジジイのこと?!」
年下社員のKちゃんが口火を切った。
「ビンゴ!Kちゃんもジジイになんか言われたりしたの?まさにそのことなんだけど」
ここから女子だけの被害者の会の会議に熱があがる。
私より若いKちゃん
セクハラに耐えかね他部署に移動したOさん
Gさん
どれもこれも今まで自分が働いてきた会社ではあり得ないことなので、私の男性上司に相談した。上司は「さすがに注意しておくよ」と残した。
④ブラックジャック事件
社員の一人に、顔の肌が爛れている人がいる。生まれつきではなく、顔に腫瘍ができたので入院して腫瘍を取り、引っ張られた皮膚が慣れるまで違和感のある顔つきになってしまった。悪性腫瘍でなく、他の社員も安堵し喜んでいた時にジジイはぶっこんで来た。
「お前、顔がシワシワじゃないか。ケツの皮でも移植したのか?ブラックジャックじゃないか。」
医療関係者の集まる会社での発言とは到底思えなかった。それに加えて驚いたのは、このクソみたいなジョークに反論を呈する者が一人もおらず、笑ってその場を過ごしていたことだ。
この事件は、上司がジジイにセクハラに関する注意喚起を行った直後のことだった。被害者の会で確認したところ、注意喚起と言っても大した処分があったわけではないとわかった。
上長たちはジジイに忖度して「時代的にさまざまな捉え方をする社員が増えてくるので気を付けてくださいね」といったものだったそう。
古風(大爆笑)な会社辞めて正解だと思ったので、絶賛有休消化してる救済ちゃんの愚痴でした。
会社内でダメージを受けさせられないので金融庁監査委員会にジジイのインサイダー取引の記録、送付しました!これからは可愛い孫娘を抱っこすることもままならないね。今までクソお世話になりました。
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