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精神疾患者の禁煙。

「読むだけで絶対にやめられる禁煙セラピー」by アレン・カー

なぜこれを愛読するのか、わたし。
お久しぶりです、遠山ハルです精神疾患ありです。
わたしはチェーンスモーカーとまではいきませんが、やはり人生辛い時から、食後にいたるまで、タバコがないと辛いスモーカーです。
そんなわたしにとってこの本は希望そのものなのです。
普段からネガティヴなのでこの本のポジティブさにもう癒されるのです。

わたし、今本格的に仕事を探しておりまして、とある支援団体の方々のお力を借りて、まずワークトレーニングというか、まあストレスをいつ仕事で感じるかなどを徹底的にチェックしていただいてるんですね。(それを就活に活かすため)

その初めての面談の時に、
「施設の周りは禁煙です、あれ?たばこは吸いませんよね?」
とポロッときかれたんです。
わたしはどこを切っても日本人。
車に轢かれかけた人が運転手に
「大丈夫ですか?!」(なんじゃそら)ときかれて
「大丈夫です!」(そんなわけないやろ!)
と反射的に応えてしまう、そんな日本人。

「吸いません」ともちろん答えていたのでした。

でも、ちょうどやめたかったし、と5日前の夜、この本をじっくり読んで、その後残っていたタバコをゴミ箱にぽーいっと箱ごと捨てました。

全然そのことに関しては後悔もしていませんし、この「読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー」は本当に「やさしい禁煙」を指示してくれて、とても良かったです。何度も何度も読んで勇気をもらいましたよ。

が、精神疾患者がタバコをやめるとどうなるか、という事に対しては書かれてないんですね。

知りたい方はいますか?
いなくても書きます。何故なら書かないとやってられないくらい、今辛くて悲しいから。。

1日目の夜、不思議なほどに何度も起きます。睡眠薬を飲んでいても、です。
あまり寝れないことは精神疾患者にはかなりの負荷とは思いますが、昼寝すれば大丈夫。タバコをやめたことにより、普段マヒしてる緊張感のせいかもしれないし、単に運動不足かな?という感じです。
地獄はそれが3〜4日続くこと。わたしは昨夜は眠剤を増やして寝ましたが、やはり途中で目が覚めてしまいました。

でも昼間は大丈夫。ここで久しぶりに吸う一本は恐ろしく不味いので、想像しただけで吸いたくなくなります。

が、本来ならタバコを吸わなくなれば消えるタバコを吸わないと辛いという恐怖感や不安定感に近いものが夕方にかけて徐々にでてきます。

日を追うごとに夕方吸いたくなるあと、あと、一本だけ、と。。
あれ?おかしいな?心理的なことが禁煙を難しくしてるはずじゃ…?まだ本の理解が足りないのかと何度も本を読み返しました。

そして、5日目にわかりましたよ!

朝から昼間にかけて、わたしはかなりポジティブです。ポジティブだとタバコのことはあんまり思い出しません。

たぶん、タバコを吸いたいのではないのです。
基本的にわたしは病気として、夕方鬱っぽくなる傾向があり、そのため、いつもはその鬱をごまかすためタバコを吸っていたのですね。
つまり鬱の状況がトリガーとなり、タバコを吸って鬱をごまかしたかったのですね。ネガティヴになるとタバコをすごく思い出します。

あんなにさんざん父親のぞん(元チェーンスモーカー)に
「ハルちゃんは我慢をすることを知らないんだ、禁断症状なんてないんだよ、ばかだな」
と文字通りばかにされていましたが、我慢とか、根性とかじゃないんです。夕方におこる鬱っぽい気持ちをどう克服するかが問題なのです。


わたしはね、実はね、最近自分の精神疾患さに限界を感じて、夢を諦めたばかりだったんです。今までやっていたアルバイトもです。遠くにも出かけられません。
なのになのに!禁煙ですら邪魔してくるのかお前!!
鬱を感じてる時に吸えないのは身体中に怠みと悲しみが溢れます。著者のアレン・カー先生は
「泣きたい時は泣きなさい」と書かれていましたが、ほんとに泣きます。辛いです。もう日常会話において、アレン先生の引用しすぎて母がひいてます。

でもね、人生なんでもかんでもこの精神疾患のせいにして諦めてると本当にめちゃくちゃ腹が立ちます。くそーくそー!となります。


果たしてわたしはタバコ以外のネガティヴ克服法を発見できるのか?

遠山ハルでした。

#精神疾患 #日記 #日常 #生き方 #禁煙 #遠山ハル




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