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アイデア出しワークショップ:前編

今年のアイデアオリンピック参加学生は、豊田西高が1チーム、大学生混成が3チームの計4チームあります。我々は大学生混成チームとコラボすることになりました。この混成チームというのは、「トヨタ女性技術者育成基金の奨学生」から選抜されています。3月くらいに募集がかかっていたようですが、結構大人気だったぽいです。名城大学や豊田工業大学など、通っている学校も様々。

この学生との共同製作、進め方は基本各チーム任せです。場所や頻度、内容も自由。ただし、最初のアイデア出しだけは計3回、事前に日程が振られており、初回は顔合わせも兼ねながら、テーマに沿って何を作るか決めていきます。ちなみに今年のテーマは「スマートシティで日常生活に求められる○○○とコネクトするモビリティ」です。

今回は、5月に行われたアイデア出しの様子をご紹介させていただきます。

1回目:5/15(水)@SENTAN

初回会合は豊田市のFab施設SENTANで行いました。場所はこちらからの希望です。他チームは代表の部署がトヨタ本社だったりと交通の便が良い為、自職場へ招くことが常です。しかし、私の職場は広瀬工場という山奥、最寄りの駅もない為、今後の製作も含めSENTANでの活動を主としています。

この日は職場紹介→自己紹介→アイデア出しの順で進めていきました。

職場紹介は、旧パートナーロボット部時代からの開発ロボット紹介に始まり、直近のT-HR3Cue3等、Youtubeの動画も交えながら説明させていただきました。

次に自己紹介。趣味や特技、意気込み等をメインに。なお学生は全部で6名、2年生~4年生まで。学生どうしも当日が初顔合わせだった為、まだ互いにやや距離感が感じ取れました。

そしていよいよアイデア出しへと移行。これ、例年手法で悩むのですが、今年は各種アイデアソンの経験値を活かしながら、ファシリテーションに臨みました。

手法は中京テレビハッカソン「HACK-CHU」を模倣。まずは各自に「スマートシティ」「モビリティ」「コネクト対象」を色違いの付箋にとにかく書きだしてもらいました。次にそれを各テーブル上で集約し、自由な組み合わせから着想を得て、一つのアイデアにまとめていただきました。下記は実際に学生が考えてくれたアイデアの一つです。

1人1つ以上のアイデアを書きだせたら、1分/人目安の発表と、ブレーンストーミングでアイデアのブラッシュアップを行いました。

とりあえず、初回はここまで。学生たちはここで出た意見を持ち帰り、翌週の第2回アイデア出しまでに、さらに精度を上げた形でアイデアを持ってきてもらいます。

続きは「アイデア出しワークショップ:後編」にて

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