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ジブリすげえよ。「君たちはどう生きるか」見てきた

こんにちは。
また期間が空いてしまいました。


前回の記事でお話ししていた「基本情報技術者試験」は無事に合格しました。


試験後すぐに結果がわかるので、終わった瞬間からニヤニヤが止まりませんでした。おそらく1週間くらい「嬉しい」が口から溢れていた。


今回は話題のジブリ新作「君たちはどう生きるか」を見てきたので、その時のことを書こうと思います。




絶対にネタバレしたくない金曜日

 同題名の書籍は言わずもがな、社会人が読むべき本として非常に有名な本であることは知っています。(読んだことはない。)あまりに有名すぎて、今更読むのが恥ずかしいと思っていないことはない。


ジブリ新作公開日をはっきりと認識したのが、7月7日。Twitter上でも

ってかジブリの新作、あと一週間くらいで公開ってヤバいな

と呟いている人がいて、「それな」と強く思う。急にオタクモードに入りかける。


公開日が7月14日の金曜日。「絶対にネタバレ前に観に行きたい」、という気持ちはあるのに、当日は高校時代の友人と会う約束があり、「絶対に見にいくことはできない」。


土曜の朝イチで見にいくぞ、と心に決め、事前予約を済ませる。あとはネタバレを回避するだけだ。


しかしすぐにSNSを開いてしまう癖があるので(本当に良くない)、金曜日の午後には主題歌と声優の一部がネットニュースとなり、に流れているのを一瞬目に入れてしまう。



だめだだめだ、これ以上Twitter開いちゃだめだ、と自分に言い聞かせ、でも気づいたら指がTwitterのアプリの上にあって、すぐ閉じる。


仕方ない、Instagramを開こうと意識的にTwitterから離れる日だった。


ああ、早く明日になってくれ。ネタバレする前に映画館に足を運ばせてくれ。


そんな思いもありながら、十数年前からの友人たちと楽しい時間を過ごした。


ようやく土曜日を迎えた。


待ちに待った土曜日


7月15日土曜日。朝9時20分の回にもかかわらず、スクリーンはほぼ満席。

このポスターしか情報がない前代未聞の映画

私は相棒と鑑賞。おひとり様も多い印象だったが、隣の方が静かで良かった。これは映画を観る上で本当に大事。(まじで)


映画館はいつもワクワクする。ポップコーンの香りと薄暗いスクリーン内がそうさせてくれる気がする。


そういえばこの映画を見にきたんだった、と忘れるくらい予告を見入ってしまっていた。


いよいよ始まる。



冒頭のシーンで、「あ、ジブリだ。」とすぐにわかる、キャラクター・風景、そして音楽。


あらすじの事前情報もなかったが、特に予想はつけずに見に行った。
このあとどんな展開になる?というワクワク感が常にありながら、映画が進んでいく。


「あ、この俳優、このキャラクターの声優だったんだ、おもろ、でも上手だ。可愛い。」


「やばい!あの俳優、またジブリの声優やってる!」


「このキャラ可愛すぎるだろ、グッズ欲し。」


しょうもないことを考えながら、宮崎駿監督の集大成と言われる物語が終わりに近づいていく。


そしてあっという間にエンドロール。これがまたいい。おお、そんな声優さんが出てたのか、という情報を知らなかったことで得られた驚き。
主題歌はこのあと何回もリピートしよう。


やっぱり映画っていいな。ジブリってすごいな。てか、情報がない状態で見る映画ってすごいな。感動が段違いだ。映画の感動ももちろんあるけど、こんな物語だったんだと知る感動、こんな声優さんが出てたんだ、という感動、色々ある。


ネタバレ絶対しなくて良かった。見にこれて良かった。そんな達成感というか充足感でいっぱいになった。



難しいことはわからない。どんなメッセージがあるか、そんなことは考えない。


ただ、この映画を見ることができて嬉しい、という気持ちが溢れていた日だった。




広告宣伝をしないというジブリの策に、私と同じような思いが溢れた人がたくさんいることでしょう。


公開日から少し経ってしまったので、もうネタバレ一切なしで見にいく、というのは難しいかもしれませんが、ぜひ見に行っていただきたい作品です。


見に行った方は是非感想を教えていただきたいです。


読んでいただいてありがとうございました。


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