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【インドネシア留学記①】なぜインドネシアなのか。

 インドネシアに来て5日間が経過した今、ようやく現地の生活に慣れてきたので、インドネシアに関する記事を書き始めようと思う。今回は、インドネシアに留学しようと思った動機を書いていきたい。

インドネシア留学の決め手

 インドネシアに留学しようとしたのは、ずばり、就職活動のためである。
 当時、大学3年の夏休み真っ只中の僕は就職活動を行なっており、大学時代に培った英語力と金融リテラシーを武器に多くのサマーインターンシップに申し込んだ。が、最終面接までは行けるものの次々と不合格の知らせが来て挫折を味わうと共に自分の圧倒的実力不足を痛感した。

 そこで自分には何かが足りないと思い、自分が今からできる最善のことは何だろうと考えた時に出てきたのが留学であった。留学といっても英語はいくら勉強しても帰国子女に敵わず、英語を喋れる人はいくらでもいるので、日本人が喋れない且つ、需要の高い言語は何だろうと考えた時に出てきたのがインドネシア語であった。

 インドネシアについて調べてみるとASEAN最大の人口と国土を持ち、世界の人口ランキングでも第4位で、発展途上国として経済発展が目覚ましい国であることが分かった。また、日本はインドネシアにとって最大の輸出相手国であり、インドネシアは日本にとって重要なエネルギー供給国であることからインドネシアでのビジネス機会が増えてくると予想した。今は生産拠点としてでなくマーケットとしても成長しているそうだ。

 さらに、インドネシアの留学について調べてみると、日本人向けの留学に関する説明が日本語でなかったりと、日本人に対するインドネシア留学システムの非充実性が垣間見えて、日本人でインドネシア語をできる人は少ないことが推測できた。このインドネシア語の高い需要希少な価値からインドネシア語習得のための留学を決意した。

留学までの休学期間

 僕がインドネシア留学を決めた時、ちょうど東京で大学の寮から一人暮らしに移るために、新居を契約したタイミングであった。契約では、敷金礼金や1ヶ月分の住居費(30万円以上)を払ったのにも関わらず、留学によってこの家をすぐ出なければ行けなくなり、正直とても勿体無い気持ちになった。しかし、ここでの浪費を気にするよりも、留学に行って得られる価値の方が大きいと思って退去届けをすぐに出した。(日本で最速?笑)正直とてもショックだった。

 インドネシアへの留学を決めたのはいいものの、ビザが短期間でとれる訳もなく、最悪の場合はビザの申請が通らなかったり、インドネシア語コース(BIPA)の人気の無さから、授業が開講されなかったりということが考えられた。またコロナが蔓延している状況下では留学手続きをさらに難解にし、大学休学の申請が通らなかったりと本当に留学に行けるのか不安はあったものの、行ける見込みのない3年秋学期はインドネシア語を、机と向かって勉強することに決めた。

 さらに正解のない世界でこのような大胆な決断が自分にどう作用するのか分からず、何かアドバイスをもらうために、父の人脈を頼りに多くの社会人の方とお話させていただく機会を作った。これらのことを通して留学が実現しなかったときの代替案や留学中での戦略を練り、とりあえずは来春には行けることを信じてするべきことをやった。

留学の目標、目的

1, 就職活動で行きたい会社を選べるようになる。

2, 就職してからも海外要員になる。(カナダ留学+インドネシア留学を武器に。)
→海外要因になると、英語のレベルやインドネシア語のレベルを、仕事を通してさらに高めることができる。

3,  東南アジア通(特にインドネシア)になる。⤵︎

a) しっかり勉強する。一般の人が聞いて凄いと思える程度の知識は身に着ける。

b) 現地での経験を通じて更に深みのあるインドネシア通になる。

c) 日本にとっての経済的な東南アジアの位置づけに詳しくなる。(生産拠点・マーケット)

d) 留学時に現地駐在員に話を聞いて更に知識を深めていく。

e) 留学時に現地のインターンに行って更に知識を深めていく。

b)→ カナダの1年間の留学で自分の知らない世界に飛び込んで生活すると多くの事を学び成長できる、そこに住まないと分からないことがあると感じていたので、インドネシアに住んだからこそ分かるものを得たい。インドネシアはイスラム教徒が人口の約9割を占め、日本人には馴染みの薄い国である。

d)→ 僕が行くインドネシア大学のインドネシアコースは日本の現地駐在員、奥さんやお子さんが在籍しているらしい。そこで駐在員の人にお願いして、インドネシアでの生活、ビジネスの事、合弁会社を作るときの難しさなど、様々な事を教えてもらいたい。

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