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トッピングは全部わたしに



日常の雑多日記



おともだち

中学の頃、お父さんに教えてもらったラジオ。宿題をしながら、テスト勉強をしながら、眠れない夜にお供してもらいながら、、、あらゆる夜を一緒に乗り越えてきたラジオ。時に笑い、時に泣き、たくさんの情緒を教えてもらったラジオ。少し大人びた話に胸を躍らせたラジオ。

ANNもお父さんに「深夜にもっと面白いラジオがあるぞ!」と教えてもらって、ずっと聴いていた。そんな大好きなANN、オードリーの東京ドームでのイベントに参加してきた。

相変わらずバタバタの私と親友。
色々ギリギリでいい写真がひとつも撮れなかった、、笑

だいすきな回はいくつもあるけれど、2人が相方の話を聴いている時の相槌とか(ちょっと似てんのよね)、若林の突然挟まれる脈略のないツッコミとか、あのラジオの雰囲気がそのままドームでも繰り広げられていて、しばらく上がった口角が下がらなかった。お供してくれた親友も大満足してくれていて、帰りの新幹線でふたりしておにぎりを3個も食べた。

きっと誰しもが実感しただろう感想だけど、ラジオと共にひとりで超えてきた夜を、こんなにもたくさんの人が同じように超えてきたんだな、そして今この瞬間全員で共有できているんだなと、感慨深くなった。そして、自分自身は人生でなかなか出会うことのできないような、気が合う親友と一緒に来れて、すごく幸せだし誇らしかった。

これからも、たくさん聴きます。


「32からはもう年取らない」

最近いただいた言葉で、一番インパクトがあった「32からはもう年取らない」。最初聞いた時に、とんでもない理論だ!と大笑いしてしまったけど、すごく元気が出る言葉だった。

『クォーターライフクライシス」とも言うように、なんとなく不幸さが漂う20代後半から30にかけてのこの時期。友だちと話していても、どんな立場の人であれそれぞれが色んな悩みを持っているし、一概にどんな状況が良いのかもわからない。隣の芝生は青いし、どうしたらより良く生きられるか踠き続ける日々だけど、「32からが本番よ!」という先輩の言葉のおかげで、歳をとるのがすごく楽しみになった。

28、そしてもうほぼ29の自分は、若干その言葉の真意がわかる気がする。だんだん周りの目も気にしなくなってきていて、自分は自分だからと思えるようになってきてから、ちょっとずつ水槽の中から顔を出して酸素を吸えるような感覚と近い。誰に何を言われようが、自分を大切に思ってくれる周りの人がいればどうってことない。

あらゆる経験をして、人は生きやすさを身につけていくんだな。だから今辛くてもきっと大丈夫なんだろう。


トッピングは全部わたしに

幼なじみが地元に帰ってきている。約1年前に母親になった幼なじみとは、なんだかんだ定期的に会っていて、子どもにプレゼントを贈ったり、一緒にテーマパークに行く約束もしたり、やっぱり気が許せて一緒にいると童心に返って笑える。

地元の大好きな中華料理屋に行って、大好きなメニューを頼む。2人で分け合いながら、美味しく楽しく食べる。すべてのトッピング(癖の強い食べ物)はわたしによそってくれる幼なじみ。ふたりにしかわからないネタで一生笑う。

状況も立場も違うけど、「あんたはあんた、わたしはわたし」のスタンスで話せるし聞けるからとても気が楽。お互い悩むことも全く違うけれど、やっぱり根底には、「最強の味方」という絶対的な信頼があって、「なんでも受け入れてくれる」というバッテリーのような関係性でずっといられる。

きっとじゃなく、絶対におばあちゃんになっても友だちでいるんだろうなランキング、堂々の一位です。


恋人だし親友だし

恋人ができてから、劇的に生活が変わったというよりも、以前より穏やかに日々が流れているような感覚がするというほうが近いような。悩むこともなく、ただ一緒にいるだけで落ち着くし楽しいし。たまにドキドキもするけど。

真剣な話も、たらればの話も、大得意なふたり。恋人なんだけど、親友のよう。ただ車の中で話しているだけで楽しくて、時間を忘れて寝不足ということもしばしば。毎日「こんなわたしのことを好きでいてくれて、大切にしてくれてありがとう」と寝る前に思える、そんな人に出会えたこと、奇跡だな。ありがたいな。




3月もわたしの大切な人たちが、笑って健康で過ごせますように。


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