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27歳で卵巣腫瘍になった話①


こんにちは!

先週無事に手術を終えて退院できました。

今後の自分のためと、
私自身ほかの方の経験談が励みになったので
これから同じ手術を受ける方の参考になればと思い、まとめることにしました。

①病気の発覚

今年の10月中旬
私の誕生日と結婚式場の見学を兼ねた旅行に行った帰りの日のことでした。

夜寝ようと横になったところ下腹部に激痛。
お腹をくだした時とは全く別の痛みで、身動きがとれず、脂汗と震えが止まらない状態。

夫が救急車を呼ぶか迷っていましたが、
深夜3時頃まで我慢してなんとか眠りにつき
翌朝には回復していたため仕事に行きました。そこからは普段通りの生活。

仕事と結婚式の手続き、それに伴い親族への連絡で忙しく、2週間ほど経ってから
「あの時の痛みは何だったんだろう...?」と思い、近くのクリニックを受診することに。

超音波検査を勧められ受けたところ、
エコーで右側の卵巣に腫瘍がみられると診断を受けました。

クリニックの先生から
『大きい病院へ紹介状を出すので、後日MRI検査+近いうちに手術になると思う』と言われ、その時はポカーンとしてしまいました。

②卵巣腫瘍とは

そこからは翌週の検査までひたすら卵巣腫瘍についてネットで調べる日々。
去年鎖骨を骨折するまで病気とは無縁+人生初の手術になるので不安でいっぱいでした。

通常卵巣は2〜3cmのサイズですが
原因不明で大きくなると”卵巣腫瘍”になります。

9割は良性で、袋状の腫瘍の中身によって種類が区別されるとのこと(下図参照)

11月に紹介先の総合病院で検査した結果、

私の場合は右側の卵巣が4.5cm
MRIの結果、中身は脂肪(※まだ病理検査中)で
皮様性嚢腫との事でした。

この嚢腫は自然に小さくなることはない事と、

5cmを超えると”茎捻転”と呼ばれる
子宮と卵巣をつなぐ血管がねじれる現象が起きやすいため、手術で摘出した方が良いとの判断で12月に手術が決まりました。

先日の腹痛もこの茎捻転が起きかけた可能性があり、ねじれてしまうと場合によっては命に関わると聞きとてもヒヤッとしました。


③腹腔鏡手術について

“腹腔鏡手術”と聞いたことはありましたが
実際にどんな手術かは今回はじめて知りました

簡単にまとめると
・全身麻酔
・おなかに2〜3箇所小さな穴を開ける
・ガスをいれて膨らませる
・おへそを切って内視鏡を入れる
・モニターを見ながら穴からハサミで腫瘍を摘出
・腫瘍を小さくカットして穴から出す
って感じでした!

開腹手術より傷が小さく痛みが少ない、治りも早いため
腫瘍が大きすぎない場合は一般的なようです。


④手術/入院費用について

事前に調べている時に
”限度額適用認定証”は必須だと書いてあったので、入院が決まってすぐ会社に申請しました。

これを提示すると退院時に払う額が一定の額までになる重要な書類です。
※収入の区分によって額が変動(下記リンク参照)
※ベッド+食事代は別途

私の場合は手術代 約8万5000円
+部屋が4人部屋で1日約3500円×5日間
+食事代 約3000円
退院時の会計は丁度10万円弱でした。

多少高くても個室希望でしたが、
満室で相部屋になったことで8万円浮いたので
元気になったら自分にたくさんご褒美をあげる予定です\(^^)/


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次回は入院時の持ち物についてまとめます!

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