見出し画像

ひいじいちゃんが残した土地【屋久島】②

夜の9時すぎ、ものすごい揺れと音で目が覚めた。

起きてみると、人生で初めてじゃないかというくらい船が揺れていた。

長距離バスでも、度々酔うのに不思議と気持ち悪くない。

ただ、揺れ過ぎて軽い荷物は転がりそうだ。

テレビも映らないし、携帯も圏外。ましてや、この揺れで読書なんかできっこないな。

寝付ける気がしないけど、とりあえず横になっとこう。

それが、寝れると思ってなかったのにいつの間にか夢の中に入っていってた。

ぼくってどこでも寝れるのかもしれない笑

余が明けた時は、もう波もおさまっていた。

もうすぐで、屋久島に着くぞ!

島に上陸する直前のワクワクはいつになってもいいですな!

朝の7時に無事に到着。

宿のチェックイン時間が15時だけど、この重たい荷物を担いでうろちょろはしたくないので、とりあえず宿に預かってもらうことにした。

港から路線バスで宿付近に行けるらしいが、散策がてら歩いて行くことに


南にあるからか、沖縄の雰囲気が若干漂っている気がする。


歩いて数十分で宿に着いた。

素泊まりふれんど

朝早いから、人がいるかしんぱい。

中に入ると、宿泊者の方がいた。

受付には誰もいないので、荷物を預けたい事を伝えると、「ホストに言っておくから、おいといていいよ。」

重たい荷物から解放される!ありがとう!!

天気を見ると、滞在期間ずっと雨予報、、、、、

今日は小雨が続いてるから、行ける所にいっとこう。

最初は、土地を見にいくことにした。

やっとこの目で見れる。

多分この話を聞かされた時は、学生にころだったかなぁ。

旅に憧れていた時だったから、聞いた時はもうなんかときめきがやばかった。

「冒険心くすぐられるじゃないか」と少年みたいな目をしてたと思う。


ちょうど路線バスで行ける場所にある。



あんなに嫌いだった雨が、いつの間にか好きになってる。

雨が滴る音

ポッチャン   ポッチャン

なんで雨が嫌いだったのかな。今となってはわからない。

五感をより澄ましてみるとより、自然の素晴らしさ気づけた

そしてより自然が好きになったんだっけ。

夏が一番好きだったけど、今は四季ぜんぶ好き。



長い間バスに揺られ、目的地に到着した。

確かこの辺り、だったけな。

曽祖父以外、誰も来たことないから手付かずの土地。

森林になってて、どこからどこまでが土地かわからないけど、やっとこれた。

これから先どうなっていくかは僕たち次第だけど、溢れ出す未来を想像するだけで楽しいな。

またタイミングが来たら訪れよう。

次に向かうところは、白谷雲水峡。

行けるか定かではないけど、その時々を楽しみながら進もう!


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?