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与謝野晶子の歌に興味を持った日

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢う人みなうつくしき

 さかい利晶の杜で展示されていた与謝野晶子の歌。与謝野晶子については中学の教科書で習った記憶がある。みだれ髪から出典されていたいたことは確かだったが、どれだったのだろう。最近は週に1度、テレビ番組でやっている俳句コーナーのおかげもあって、どのように楽しむのか、が中学生の時よりもわかるようになったのだと思う。俳句とは違うけれど、今回の和歌も31音の中に「私はウキウキしている」とか「私は恋をしている」と言うことが直接には書いていない。けれど、「〜こよひ逢う人みなうつくしき」をみたとき、「きっとこの歌を詠んだ人はウキウキしているんだな」、「そしてきっと恋してるんだろうな」という光景が目に浮かんだ。改めて与謝野晶子の歌集をみてみたくなった。

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