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偶然のヴェネツィア重なり

 Netflixを立ち上げると、新しいおすすめが上がっていた。なんとなく開くと「おぉ!」イタリアのドラマとは分かっていたが、舞台がヴェネツィアだ。観光地として映像で見ることは多いものの、ヒロインはヴェネツィアのパン屋の娘で病院に勤めている。つまり日常としてのヴェネツィアが舞台。いつもより嬉しく感じたのは今読んでいるのが塩野七生著『海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 上』だったからだ。現在の私はいつもより少しヴェネツィアについて詳しい。「これがあのカンポ広場と呼ばれる場所か!」、「リアルト橋!」、「カナル・グランデ!」。イタリア語もききたいし(…勉強は全く進んでいない)、(なぜが英語の設定になっていた)字幕も読まないといけないし、風景も見たい!ものすごく忙しい視聴になりそうだったので字幕を日本語に変えた。読書中の『海の都の物語』の最後には「読者に」という章がある。ここで長年私が好きである塩野七生さんの文体についての記述があった。どちらも面白い。

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