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【サクライ雑記】グルーヴを感じる昭和歌謡

こんにちは、サクライです。

シティポップを筆頭に、3年ほど前から海外でもファンが増えている日本の昭和歌謡。

日本国内においても10代から20代の若者まで、当時の楽曲を聴く方が増えているようです。

最近ではCalvin KleinのウェブCMの音楽に、竹内まりやのプラスティック・ラブが起用されたことが話題になりました。

サクライコメント
オーストラリアの俳優Jacob Elordiが、モデルを務めたCalvin Kleinのプロモーションビデオ。
シティポップのリバイバルブームの中心とも言える竹内まりやの楽曲も、世界を代表するブランドの映像の中で使われていると、また新鮮な気持ちで聴くことができますね。

こんな例を筆頭に、実は日本の歌謡曲の中には、世界水準の感性で制作された楽曲がたくさんあるのです。

今日はそんな魅力的な昭和歌謡を、サクライのフィルターを通して皆さんにご紹介していきます。

雪村いずみ - 胸の振り子 (1974)

サクライコメント
ティン・パン・アレーの前身キャラメル・ママ(細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫)をバックバンドに、服部良一の名曲たちを雪村いずみがカバーした、村井邦彦プロデュースによる、世代を超えた豪華アーティストたちによる夢の共演作。
1947年にオリジナルがリリースされた「胸の振り子」が、1974年にカバー録音され、それを2021年にサクライが紹介するということが、まさにアルバムのタイトル通り「スーパー・ジェネレーション」ですね。

大貫妙子 - サマー・コネクション (1977)

サクライコメント
前述の鈴木茂、教授こと坂本龍一、そして今年惜しまれながらも他界した村上"ポンタ"秀一と、錚々たるメンツを従えた爽やかなポップナンバー。
これからの季節にピッタリなこの楽曲を聴きながら、今年の夏を楽しんでいただければ幸いです。
シングルバージョンは、アルバム収録版とはメンツもアレンジも異なっているのミソ。

松原みき - 真夜中のドア~stay with me (1980)

サクライコメント
1979年、二十歳の誕生日を迎える直前に発表されたデビュー曲「真夜中のドア〜stay with me」。
このリバイバルブームの中、最も再評価されたと言っても過言ではない楽曲の一つです。
洋楽好きからはインスパイア系と揶揄されますが、それでもこの切ない歌詞と芯のある歌唱を10代の女子が見事に表現しているのには脱帽。
(元ネタ「Carole Bayer Sager - It's The Falling In Love」も最高なので、合わせてお楽しみください。)

当山ひとみ - セクシィ・ロボット (1983)

サクライコメント
和製ブラコンとも評された、5thアルバム「SEXY ROBOT」収録。
しっかりとしたベースラインに爽やかなサウンドが好相性のシンセファンクチューン。
ブギーなソウルじゃなきゃ踊れないという方も、気付けば腰から動いてしまうはず。
まさに洋楽好きにオススメな楽曲です。

阿川泰子 - L.A. Night (1986)

サクライコメント
シティポップやニューミュージックとは時代が異なりますが、ギリギリ昭和ってことでジャパニーズクラブジャズの代表曲「L.A. Night」をご紹介。
色褪せることのないメローでスウィートなサウンドは、世代を問わずに多くの人に楽しんでいただけるのではないでしょうか。
後のPIZZICATO FIVEやMONDO GROSSOにも通ずる、日本クラブジャズシーンの夜明けを感じることができる一曲です。

番外編 La La Means I Love You

サクライコメント
サクライの好きな曲ランキング、永世定番かつ殿堂入りのLa La Means I Love You。
フィリーソウルの雄、The Delfonicsによるオリジナル曲も当然ながら最高ですが、色々なアーティストがカバーしているのもこの楽曲の魅力の一つ。
USではJackson 5Princeをはじめ、名だたるアーティストがカバー曲をリリースしています。
(隠れ名カバーはFingazzによるトークボックスバージョン!)
サクライコメント
ライブアルバム「JOY(1989)」収録、この楽曲をカバーしていることを知り、サクライが山下達郎をより一層好きになったことは言うまでもありません。
本来であればこのテーマでnoteを書くのであれば「SPARKLE」なんかを紹介すべきなのでしょうが、そういうのはちゃんとした音楽ブロガーの人に任せます。
サクライコメント
クレイジーケンバンドの横山剣が加入した、クールスRCのアルバム「OLDIES SPECIAL(1982)」収録曲。
まさかのメンツによる日本語カバーという衝撃も、この内容であれば文句の付け所の無い超良作。
一時期、洋楽の日本語カバーを掘っていたサクライ、他にも小山ルミによる「Come together (original by Beatles)」なんかもオススメです。

リバイバルやカバーなど、やはり良いものは何度でも蘇り評価されるモノなのだなぁと、自身でまとめていながらしみじみと感じました。

タイムレスに語り継がれる服を届けられるよう、co:doも日夜取り組んでおります。

現在進行中のモンクバッグと、陶器リングについてもそろそろ製作日誌をお届けしていく予定ですので、合わせてお楽しみに。

ではでは。

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