厭魅

主に糖を食べています

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最近の記事

備忘録53 久しぶり

久しぶりに、高校の時付き合っていた恋人に夢で会った。 彼はたまーにあたしの夢に遊びに来てくれて、古い記憶の通り、くしゃくしゃな笑顔で微笑みかけてくれていた。 なんだか、あたしのことが心配で様子を見に来てくれているようだった。 別れの原因は、彼のせいなんかじゃなかった。 大学生になって、何と無く心が離れてしまって、他の人が輝いて見えてしまった。あるあるな理由で別れた。 でもそれを彼に、自分の幼さのせいだと思わせてしまっていた。 あたしが一番幼かった。純粋な彼を傷つけてしま

    • 備忘録52 歌にして、想いを馳せる

      心が燻んでいた時期にはよく歌を作っていたなと、ポツリと思った。 最近は心が穏やかだし、なによりうちのアパートは楽器がNGなので、歌なんてしばらく作っていない。 それはそれで良いことだ。 心が綺麗なんだ、今のあたしは。 そんな心が澄み切った時に歌を歌えない奴の曲なんか、誰の心にも響くわけないんだけどね。 よく当時の恋人のことを歌に書いていた。 後になって分かったことだが、彼がまさに他の女の空気を吸い込んでいたとき、わたしは無性に心を曇らせ、歌を書いていた。 自分の第六感、

      • 備忘録51 中華はお好き?

        わたしはやたらと"中華"が好きだ。 最近食器にハマっているのだが、中華風の八角皿を二枚も買った。こんなのは絶対に一枚でいい。 自炊する時もやたらと中華料理が多い。 炒飯や回鍋肉、エビチリなんかを好んで作っている。 いつからかわからないけど、なんか大学生後半あたりから中華料理が好きになっていた気がする。昔は中国史なんて難しくて好きじゃなかったし。 中華料理屋のやたらギトギトの炒飯・青菜炒め。 赤と紺と金と緑とか、様々な色で装飾された、主張が強めの中国雑貨・建物が好きだ。

        • 備忘録50 春について

          こんばんは。わたしです。 以前、noteがある人によって監視されているなどわーきゃー騒いだが、なら全部変えたらいいじゃないかと思い立ち、ぜーんぶ一新しました。 note一回消せば良いのかと思ったけど、それは流石にやりすぎ と、わたしの中のリトル川北が呟いたので、とりあえず一式変えました。 跡つけられないように。 あのね、この前私の街に春がきたと書いたと思うんだけど、駅までの道に桜の木がバーってあるのね。 あたしはインドアすぎて知らなかったけど、3月末には桜祭りもあった

        備忘録53 久しぶり

          備忘録49 『市子』という映画

          これ何で知ったんだっけな〜。。 ただ、タイトルと杉咲花が主演のやつで、ポスターが印象的だったので、よく覚えていた。 アマプラに出ているということで、久しぶりに一人で映画を。まだ木曜日だけれども。結論から言いますと、かなり好きな映画。 *ネタバレだよ まずこの映画の印象的な点は、2点ある。 ①「市子」が何故か、どうしても、魅力的に見えてしまう ②若葉竜也、結婚してくれ まず①の市子の謎の魅力についてだけど、これは杉咲花の配役にも相当理由があるんじゃないかと推測。 大

          備忘録49 『市子』という映画

          備忘録48 年度末

          春がきたね と私は毎年、冬が終わるたびに口に出している。 家から駅までの道のりが、なんか明るいなぁって思ったら、早咲きの桜が少し咲いてた。 道にピンクがあるだけで、すごく明るく見える。すごい。 私が今住んでいる街は冬の顔しか知らないから、これからいろんな顔を見せるこの街に、あたしはドキドキワクワクしている。 春がきたね、今年も、無事に 春はいろんな人と出会って、いろんな人と別れて、感情が忙しくなる季節だ。 だから私は春が好きだ。 初めてのちゃんとした半年間のプロジェ

          備忘録48 年度末

          備忘録47 マイ・ハッピーエンド

          昨日友達と家でリングを見て、思ったよりもバッドエンドでちょっと引いた。 これ、どこで分岐があったんだろ。ロープレだったら赤字で出てくるようなバッドエンド。 私たちは途中から、このバッドエンドに向かって走り続けていたし、誰もそれに気づかなかったことにゾッとする。 バッドエンドってさ分岐があるんだけどそこに気づける人ってそう少なくて 後々、あ、これあそこで間違えてたんだな…って気づくんだよね。 もちろん未来が全て見えてたら何にも面白く無い訳なんだけども。 とはいえ、どこかで

          備忘録47 マイ・ハッピーエンド

          備忘録28 大好きな友について

          こんばんは 今日はこいつのことについて話そうかと思って、わざわざnoteをひらいた。 果たしてこのあたしの手前にいるのが誰なのかというと 私が一位(タイ)で好きな友である あたしはこいつと一緒に暮らしてもやましいことが一つも起こらないという大層な自信があるくらい、本当に友達としての友達。 どんなやつかというと、とにかく花火が好きでドライブはいつもお台場、パーティー好きの賑やか好き、飽き性で友達思い、意外と薄情 な、めっちゃ良いやつ あたしはこいつにどれだけ助けられて

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          備忘録46 春になったら

          人類の中で、見切りをつけるのが上手な人と、べらぼうに下手くそな人がいると思う。 私は圧倒的に後者で、クレーンゲーム・パチンコだったら大負けしているタイプの人類だ。 まだ、もしかしたら、やっぱり、でも と、自分の中で永遠に繰り返す。 つまり、損切りが下手くそなわけだ。 いつだって気づいたら私は後悔の渦にいて、もう後戻りはできないところにいたりする。 今日はそんな私の、ある一日のことについて書く。 * もうこのままではダメだと思ったわけだ。 彼から、「もう俺たちは前に

          備忘録46 春になったら

          備忘録45 HOLIDAY寄席

          2/12(祝) 久しぶりに一人でお笑いを見に行った。 HOLIDAY寄席70@ルミネtheよしもとのことを忘れたく無いので、レポを書いていく。 お目当てはもちろん。 真空ジェシカ、マユリカ、かが屋だったけど 今回の寄席、大当たり。 最近行った中で一番楽しくて全部面白い劇場だったな〜 漫才だけじゃなくてコント、ピンネタ、もはや漫談みたいなのもあって、とにかくお笑い!を見てきた感じ ①相席スタート 最近ピザラ人狼で印象が変わっていて、注目していた山添。子供が産まれて少しふっ

          備忘録45 HOLIDAY寄席

          備忘録44 暮らし

          久しぶりにnoteを書く気になったので、思うままに書いてみる。 一人暮らしのいいところは、 好きな時に食べれて、好きなものを食べれて、好きな時に寝れて、好きな時に風呂に入れること。 我が家は4人家族であるからして、風呂もご飯の時間もだいたい決まっていた。 それによって私の生活が後回しになるのが嫌だったので、4月からコツコツ貯金をして、家を出た。 家を出るとね、やっぱり家族が恋しくなるよね、分かってたのよ お母さんと仲がいいので、仕事場にいた変な人の話とかよくしていた。

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          備忘録43 お風呂

          仕事ってなんかお風呂みたいだなと思った お風呂って入る前めんどくさいし、寝ちゃおうかなって思うけど、入って後悔しないというあるあるのやつ 仕事も行く前までヤダヤダーって思ってるけど、行くと案外どうとでもなるし行って後悔したことないし(多分そういう問題じゃないけど) だから今日も、私は仕事へ向かっている だって仕事しないと生きていけないしねー なんだか最近思考がポジティブで本当に助かります 実家のあの部屋はあまりにも陽当たりが悪かったんだなーと家を出てからようやく気づ

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          備忘録41 沈んだ

          楽しいね、楽しいねってたくさん笑った。 紛れもなく、愛のある一年八ヶ月だったと思う。 いつからか彼の全てを信用できなくて、お互いの首を絞めて、最後はもう笑えなくなっていた。 どうしてこうなってしまったんだろう、どうにかならなかったんだろうか、たらればばかりを考えるようになってしまった。 終わりであることにはずっと気づいていて、見て見ぬふりをし続けていた。 彼がいないからと言って世界が終わるわけでも、私が死ぬわけでも、一緒に見た映画が面白く無くなるわけでも無い。教えて

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          備忘録38 始まりの街、下北沢

          何かを思い出して、追い風の時の徒競走のような思いきりで、私は今日下北沢という街に向かった。 最近は近所に古着屋ができた事によって、あまり下北沢へ出向かなくなってしまっていたが 久しぶりにあの街に足を踏み入れて、私も下北沢の一員になりたかったのだ。 土曜日の下北沢はひどく混んでいて、前を進むのもやっとだった。 おまけに人々は店をきょろきょろと探しながら歩いているので、やたら歩くのが遅い。 私はこの下北沢の古着屋は、どこに何があるか大体把握しているから、お目当ての店めがけて

          備忘録38 始まりの街、下北沢

          備忘録37 特別という呪縛

          部屋の大片付けをしたら、大量の紙ゴミが出てきた。 高校生の頃の教科書、参考書、過去問、過去の模試、その他諸々をあたしは未だにとっておいていたらしい。 過去の栄光に縋っていたんだと思う。 昔は誰よりも頭が良くて、自分は人より知能が高い、努力のできる人間だと思っていた。 でも今は違う。 あたしは誰よりも頭が悪く劣っていて、何も出来ない、この世でいちばん要らない種の人間だと思う。 何より、あたしはこうも自分が悪くて劣っていると思っているのに、プライドだけは一丁前で負けるこ

          備忘録37 特別という呪縛

          備忘録36 力

          あたしは一人で生きていかないけど、それくらいの力は蓄えなきゃいけないのかもしれない 全人類を見返したい。自己研鑽に走る

          備忘録36 力