見出し画像

映画「ライフ・イズ・カラフル!」を観た話

98歳の現役超絶デザイナー、ピエール・カルダンのドキュメンタリー映画を観てきた。

画像1

めちゃくちゃ久しぶりの映画館での映画鑑賞!
多分コロナ後初。

特に座席制限とかは無かったけど、日曜日なのにまあまあスカスカ〜
みんな鬼滅観に行ってんのかな?笑

内容は、とにかくカルダンすげぇな!の一言。

「ファッションは変えるためにある!」

画像2

◎ピエール・カルダンの偉業◎

1.ファッションの民主化。大衆向けプレタポルテを発売。

2.世界初のメンズコレクションを開拓。ビートルズのノーカラージャケットも彼のデザイン。

3.日本人や黒人モデルを起用。早くから多様性を表現。

4.ライセンス契約を導入。飛行機からタオルまで、、、その数800点余り。

5.社会主義国の中国やソ連で発送のファッションショーを敢行。(←万里の長城でのショーの映像があまりにも壮大で美し過ぎて泣きそうになった)

画像3

誰でも一度は、なんらかの形で彼の仕事に触れてきたと思うんだよね。

私のカルダンの印象といえばコスモコールコレクション💫
カラフルな色使いや直線と曲線のフォルムがたまらん。ワクワクさせてくれる服。

月から来た宇宙人って言ってた人いたけど、あながち間違いじゃないと思う⚡️
それぐらい未来的な考え方ができる人。

昨今叫ばれてる「多様性」だって、彼は何十年も前から普通にやってのけていたって思うと、本当に未来から来た人なんじゃないか?!とさえ思う。

「若さの秘訣は仕事。働き続けること。」
「目標がないと達成感が得られない。やらない選択肢はない。そのために仕事をし続けてる。」

尽きることのないアイデアと仕事への意欲。羨ましい限り…。
周りのサポートもあってのことだろうけど、こんな天才には敵わない!崇め奉るしかない。

「仕事は人を気高くする。
正直に働いていれば高みに行ける。」

これはねぇ、まじで心に刻み込みたいね。

仕事ばっかりしてないで…とか言われたくない、私なんて全然…とか言い訳もしたくない、私は。自分の仕事に誇りを持ってたい。

「成功も失敗も、自分の楽しいことをしただけだ」
「私のことを嫌いな人がいてもどうでもいい。私は人を愛したいだけ。」
「押し付けない、提供する。」

ため息が出るほどのカラフルな人生!
そしてやっぱりファッションて楽しい!

映像の作り方や音楽もスタイリッシュで心地良い、おしゃれで元気になれる映画だった。

多分もうすぐピエールカルダンタワー、建つよ🗼

いただいたサポートはまた面白記事を書けるように美術展や企画展のチケット代として使わせていただきます!