街角で語る政治へ 政治を永田町から庶民の手に

最近、少しずつ街宣や国会パブリックビューイングなどの動きが出てきたなー。
街角で気軽に政治が語れるような社会になったらいいな、という期待を込めてこれを書いています。

街角の演説でこつこつ支持を集めた山本太郎氏

7月の参院選で旋風を巻き起こし、流行語大賞にノミネートまでされている山本太郎氏率いる「れいわ新選組」。

山本太郎氏は国会議員のバッジを外すことになりましたが、9月から全国ツアーを行い、全国津々浦々で街宣活動をしています。

国民民主党も全国ツアーがスタート

そして、国民民主党の玉木代表もモニター付きトラックで全国ツアーへ。
本日、11月18日(月)17:20~大阪・新大阪駅近くからスタート。ライブ中継もあります。

これにね、「れいわ新選組に対抗意識か」とか書いてる記事もあるんですけど、そもそものきっかけは、れいわ新選組の山本太郎氏と国民民主党の玉木氏が対談したYouTubeなんですよね。

山本「僕ほしいトラックありますよ!でっかいモニターついてる5000万円くらいするやつ!」
玉木「マジすか!幹事長の決済が下りるか聞いてみようかな……」
山本「じゃあ全国であっちとこっちから回っていって、どこかでコラボできたらいいですね!そん時はトラック貸してくださいw」

みたいな話があったんですね。

……という対談動画がアップされたのが11月2日。
2週間ちょっとで実現にこぎつけるスピード感、なかなかやるなー。

直接政治家の話を聞いて、質問もぶつけたりできるチャンスってなかなかないと思うので、れいわ新選組でも国民民主党でも他の党でも、お住いの近くにツアーが来たときは耳を傾けてみてはどうかなと思います。
選挙期間に入ってからの街頭演説ってぶっちゃけ何言ってるのかよくわからなかったりするし。笑
「5000万円するトラックってどんなのかな?」くらいの感じで見に行ってもいいじゃないですか!
行けない人はライブ配信や後日動画を見ても面白いかと。

駅前で国会のパブリックビューイング

また、先日横浜駅前や川崎駅前では日本共産党が「国会パブリックビューイング」を行っていました。他の場所でもやってるみたい。
今話題の「桜を見る会」疑惑の発端となった田村議員の答弁の様子を流したようです。

「国会パブリックビューイング」は、法政大学の上西充子先生も以前から取り組まれています。

国会もニュースだとヤジを飛ばしたとか激しい口調になってるところばっかりがピックアップされがちですが、ちゃんと見ればまともなこと言ってるのは誰か、しどろもどろなのは誰か、よくわかります。
ただ、一人で家で見てるとのらりくらりした答弁がウンザリしてくるのも事実……。
なので、みんなで一緒にやんややんや言いながら見た方が面白いんじゃないかと思います。スポーツ観戦と一緒で。


今まで政治って、難しいこと、ややこしいことが多すぎて語るにもハードルが高かったのが庶民の関心が薄れる原因の一つだったのかなと思うのですが、こうして街に出てきて政治を見たり語ったりできるきっかけを作ってくれるのはいいですよね。
まず最初は「にわかファン」を増やすこと!それが大事だと思います。
特に、モニターで映像や資料を見せるスタイルがいい。駅前でマイクで叫んでるだけじゃよく分かりませんから。こういうところに気が付くかどうかに時代を読むセンスも出てくると思います。

街角で気軽に政治が語れるような社会がいいですね。
政治を語ることは未来を語ることです。

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