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2nd:I have no life plan.

はじめに

皆さんは人生計画、ありますか?俺には無いです。そういう独白です。共感いただける箇所があれば幸いです。なお、本記事はすべて自分語りです。

前回記事

※2100文字くらい

本編

「児玉さんに人生計画はありますか?」

2023年3月、会社で偉い人との来期面談(なんか目標とか色々話すやつです)の最後にこう聞かれた。

俺は「35歳くらいでポックリ逝くことですね~」と答えたかったが、流石にこれを答えると会社からヤバい奴の認定を受けるので「30半ばまでに結婚したいですね笑。相手もいる話なんで、そこから先は相手が見つかったら考えようと思っています笑」と答えた。

嘘です。まあ婚約相手はおろか彼女もいないのだが。

逆の立場として、会社が「コイツなにか気に入らんことあったら速攻で辞めるとか言わんか?チェックしとこ〜」と懸念する気持ちは分かる。

20代後半で独身彼女無し。人生全て自己責任であるし身軽すぎる存在だ。いつ退職を申し出てもおかしくない爆弾みたいなものだ。予想通り(?)おれはデスクに日付だけ空白の退職願を保管している。

「クソッタレ!辞めたらあ!実家に帰る」といつでも突き付けられるようにするためだ。これが不思議と精神衛生の環境向上に影響を発揮しており、むしろ「いつでも仕事辞めらるわ~」というメンタルになり、数字とかで詰められる日々を穏やかに過ごすお守りになっている。

なお、この記事はノリで書いている。いい機会なのでもう一度「人生計画」を考えているのだがマジで何もない。おれは28歳の今でも人生計画なんてものは持ち合わせていない。

29歳で王に推戴され、30歳で皇帝位を戴冠し、33歳を迎える直前で非業の死を遂げて所縁(ゆかり)の地に石碑が建てられる心持ちでいるし、日々ノリで生きている。

とにかく、謎の自信感と無敵感覚で毎日過ごしている。これも全てこの年齢まで積み上げてきた体験にある。つまり「色々やらかしたけど最終的にはなんとかなった」という成功体験の蓄積だ。

しかし冷静に考えなくても、仕事という長くても一年弱のスパンのミクロと、今後の人生というライフプランのマクロは比較できるものではないし、そもそも比較すること自体が間違っている。

実際になんとかなってもないし、なる気配もないが…?

それなのに、こういった意味わからん成功体験のせいで感覚がバグっている。正常性バイアスって言うんだっけ?普通に考えて28歳にもなってSNSでクールごとに「パパァ!オデの新しいお嫁さんはこの女(め)にするだえ!!!」とか呟いてる場合じゃないだろ。

…などと生きている間に、Twitterではフォロワーは続々と結婚し子供を設けている。彼らはSNSにはもういない。現実(リアル)の生活が中心になっているからだ。たまに浮上しては子供写真だけアップして再び姿を消す。

つい先日も大学生時代に一緒に夜にバカ騒ぎしていた同年代のフォロワー二人が同日にInstagramで結婚報告をストーリーに乗せていてひっくり返った。彼らもやがてTwitterから姿を消すだろう。

おれだけ取り残されていく。「取り残される」という表現は間違いか。置いていかれるでもないし…。滞留している?が適切な表現なのかな。

とにかく、20代前半の頃なら気にしていなかったが、現在28歳後半で29歳が身近に迫ると受け止め方が変わるのか?というと、全くその気にならない。

ならないんですよ、不思議と。彼女でも出来たら意識が変わるのか?わからない。社会人になってから彼女いたことないので(これ書くたびに「本当?」と言われるけど本当です)。

これは単なる危機意識の欠如か、心の底で「いうて30代からおれのことが大好きなお嫁さんが降ってくるでしょ~」という妄想か、はたまた真に一人を望んでいるのか。今のところは分からない。

これの答えが明確に分かればおれの意識も変わると思う。ただ一つ、最近になって確信したのは「寂しい」という感情は日々の仕事で完全に解消されていることだ。これは間違いない。

平日の日中はもとより、平日深夜や土日でも職場の人間と電話やLINEをしている。彼らも独身だったり息子が成人して…なはずだが。それはそれとして、つまり孤独な人間同士がつるんで常時コミュニケーションをとっている。

こんなコミュニティにどっぷり浸かると引き返せなくなるのは認識している。しかし心地よさもある。ハラスメントがどうとかもない。返事が遅いから云々もない。これもう新しい形の異常者互助組織だろ…。

特にオチは無いが、この辺の病理についての自己分析は進んだので良しとしたい。

おわりに

こういう日記?エッセイ?の類は「何を書いた」かより「誰が書いた」が重要らしいですね。僕の疎い文章を最後まで読んで頂いた方には感謝しかありません。凄く嬉しいです。これからも末長く僕を珍獣観察の感覚で見守って頂けないでしょうか。

なんだか書きたいことだけ書いて乱文のようになってしまいました。たまにはこういうのも良いかなと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上


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