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年下の女性とのコミュニケーションで気付いた自分の一面(一例)

はじめに

自分のことを全て把握しているわけではありません。人と接して○○なタイプが苦手とか、〜〜なコミュニケーションは不得手だとか。

私が最近気付いたのは「小学生レベルのことを年下の女性に教えられたら自己肯定感が爆下がりする」です。

本記事はこれをメインにいつも通り連想で話題広げて書いています。

※2500文字くらい

本編

2~3ヶ月に一回、歯医者へ行っている。その目的は歯の定期クリーニングと虫歯チェックなのだが、もう一つの目的として「歯磨き指導」を受けることもある。

「ガキか?」と思われたかもしれないが、結構内容がガチ。まず最初に「歯磨き指導」の流れを簡潔に記載する。

  1. 歯に染め出しという液という歯垢に反応して赤紫色に変色する液体を塗布し、プラーク(歯垢)の付着具合を見る

  2. 歯科衛生士がソフトに付着具合を入力する

  3. 歯全体におけるプラークの付着割合(パーセンテージで出る)

  4. 普段どうやって歯を磨いているのかを歯科衛生士さんの前で実演する

  5. 磨き方のアドバイスが入る

  6. 歯科衛生士さんによる歯のクリーニング

  7. 歯科衛生士さんからの総括コメントを頂いて終了

所要時間はだいたい1時間くらい。これで料金1500円程度(あくまで参考)とお得。しかも歯科衛生士さんとワイワイおしゃべりしながらなので、コミュニケーションも楽しい!

ってなんねーんっすわ。

おれが通っている歯医者は受診者それぞれに「担当」の歯科衛生士が就く。おれの担当だった人が昨年末に退職したため新しい人が担当に就いた。年齢としては20代前半~半ばくらい。

ただ年齢については自信はあまり無い。ほぼ目を合わせていないし顔もよく見ていないから。理由は本記事を読み進めていけばご理解いただけると思います。

その歯科衛生士さんに色々と自分の至らない点を指摘(やさしい口調で)されまくっていると「おれ情けねえ~」となるんすわ。普段は謎の自信感と無敵感覚のメンタルも、これに限っては自己肯定感がゴリゴリ削られていく。言うまでもなくおれが悪いのだが。

前回の担当者は40代~50代くらい?の女性だった。もちろん歯磨き指導で色々コメントを受けた。ただ適切な表現か分からないが「お母さんに注意されている感覚」だったのでそこまでダメージは少なかった。これが年下の女性からだと受け止め方が違いすぎてビビる。

まず①の染め出し液を塗った段階で、全体的に歯が赤紫色に染まっていると「やっべ…」となる。歯科衛生士さんに「ちょっとお仕事とかお忙しかったですか~?」と聞かれたり「けど右下はほぼ真っ白ですよ!上達してますよ!」と言われる段階でもう自己肯定感はゼロ。

そして③のプラークの付着率がパーセンテージで表示されるのがプレッシャーだ。たとえば前回が50%で今回が75%だったりすると「お前この前の歯磨き指導で何を学んだんだ?」となる。言われないけど。

数字は嘘をつかない。歯磨きをサボればパーセンテージは上がる。数字の結果が自身の行動の全て(ちなみに目標は20%。今週行ったときは80%だったので「無理だろこれ」となっている)。

営業職か?

パーセンテージが高いと④で歯科衛生士さんに「普段通りの歯磨きやってみてください!ほんとに普段通りで!」と言われ実演をする羽目になる。もうどれだけカスに見られても評価は地の底に落ちているので、歯磨きをして歯科衛生士さんより多数のアドバイスを頂く。

が、その時も「歯の磨き方は上手になってきてますよ!」「磨き方””は””上手いですよ!」「歯ブラシの当て方も上達してますね!」とフォローが入る。この時点でおれはか弱い「はい」を発するだけのクソ雑魚状態になっている。

アドバイスも受ける。「上の歯の表面を右から左に磨いていって、次は裏側を左から右に磨いてください」とか「歯ブラシを縦にも使うといいですよ」など。

非常に単純かつ明快、小学生でも分かる。というか小学生向けの説明を28歳成人男性が受けているという方が正しいだろう。情けねえ~~~。これを書きながらも自己肯定感は下がり続けている。

「はじめに」で書いた内容と被るが、この心境に自分でも驚いた。できれば気付くような状況になりたくなかったのだが。年齢を重ねてもこの気持ちを保ち「なんだとこの若造が!」など思わないように謙虚に生きていきたい。

(もちろん前回よりパーセンテージが低ければ「上手になってますね!」とお褒めの言葉を頂ける。)

話を戻す。最後に歯科衛生士さんに歯のクリーニングをしてもらう前に、赤紫色に染まったところを可能な限り自分で歯を磨いて取らなければならない。サボった分だけ自分に返ってくる。これクッソ落ちにくいので、まあまあの重労働だ。

歯科衛生士さんに「普段からそんな感じでやってくださいね(じゃないと次もこうだからな)」とコメントを頂くころには「ッス」しか言えないくらいになっている。

歯のクリーニング自体は横になって口を開けてビイィィィィィ!!!ズボボボボボ!!!という音を聞きながら適当に考え事などをしているだけ。

最後に「どんどん歯磨き上手になっていきましょうね!」というありがたいお言葉を頂いて終了。この時だけは歯科衛生士さんの目を見て「頑張ります!」と答えている。

機嫌が悪くなって目を合わせていない奴と思われないようにするため。自分の情けなさと小学生レベルの理解力により自己肯定感が下がり、とても顔を向けられる気分じゃないだけなのだが。

その後受付で次の予約日を決めてお金を払ってさよなら!その日は固形物を食べるメンタルでは無くなりウィダーインゼリーなどを夕飯にすることが多い。

歯は一生ものだから大事にしたいね。

おわりに

念のため書きますが、全て自身の怠慢が引き起こした故の結果ですので歯科衛生士さんを悪く言う意図は一切ございません。

「歯医者?最後に行ったのはいつだっけ…」と思ったオタクは今すぐ最寄りの歯医者に予約の電話を入れて、歯石と歯垢だらけの””終焉(おわ)""わってる口内環境を治してきてください。

おれは昨日歯医者行って、来月も行くことになりました。なお、この記事は歯を磨いた後に書きました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上

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