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自然の美しさを味わえる美術館

今年の密かな目標の一つとして、「行きたいところに行く」という目標がある。先日、行きたいところの一つである大分県の「不均質な自然と人の美術館」に行くことができた。その感想を書いてみようと思う。

不均質な自然と人の美術館

美術館の外観

メディア芸術祭で大賞を取られていて気になっていた展示があり、行きたいなーと思っていたのでお休みを利用して大分県へ!大分県の北部の岬にある美術館。周りは海に囲まれ、田んぼや山、自然が多い場所。そんな自然豊富な場所に美術館があった。

太陽と月の部屋

美術館の中に3つの部屋があり、1部屋ごとに1つの作品がある。まず初めに「太陽と月の部屋」。今回特に見たかった作品。自然光を利用した作品で、自分の動きに合わせて窓から自然光が差してくる。それと共にピアノの演奏が流れてくる。自然光の気持ちよさと、ピアノの音色の心地よさで、このまま天国に行ってしまいそうになるような気分だった。それくらいこの部屋にいると心が穏やかになった気がする笑。

海の部屋

次に「海の部屋」。真っ暗な部屋の中に水が垂れていて、プロジェクションマッピングで水の中に光の玉が浮かんでいる。その光の動きに合わせて、重低音が聞こえて来る。水が踊っているように見えて面白さもあったが、真っ暗の中で若干怖くなった。光と音だけでこんなにも人の心を揺さぶることに驚いたのと、水の繊細さと恐ろしさを感じた。

森の部屋

最後に「森の部屋」。円筒形の空間にアニメーションが映し出される。美術館の周りの気候の情報を反映させたアルゴリズムに従いアニメーションが発生する。自然に関するアニメーションとなっていて、この部屋にいると生命みたいなものを感じた。

全ての作品が美術館周辺の自然と作用したものになっていて、部屋の中にいるけど自然を感じることができて不思議だったなーと思う。毎日表情が変わる自然の美しさをじっくりと味わうことができておもしろかった。都市にある美術館だと混雑していてゆっくりと見れないこともあるけど、ここでは座ってぼーっと見れたり、立って動いたり、自分の思うように味わえたのも良かった。ここはぜひ実際に行ってみてほしい場所だなと思う。

塩田千春展『巡る記憶』

ちょうど別府市でやっていた塩田千春展も見れた。大きな美術館ではなく、閉店した中華料理屋を利用していたり、これもおもしろかった。

今回行ってみたい美術館に行けてのんびりできたし、塩田千春展も見れたしラッキーな旅だったな🤞書いていて思ったのが感想を言葉にして残しておくのも大事だなと思った。ということで、「行きたいところに行く」をこれからも続けていこうと思う。

ではではこの辺で。また!

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