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父のおおらかさに感動させてくれたスマートフォン

実家で、両親のネット手続きを手伝ったときのこと。

iPhoneユーザーの私は、父のAndroidをどうにも操作できず、イライラを爆発させてしまいました。

・文字を入力できない
・リンクボタンを押せない
・画面が切り替わらない
・1時間以内に手続きが必要なSMSを確認できない
・操作説明音声を無音にできなくてうるさい(父には聞こえていない)
・設定画面が見つからない

慣れない端末操作に時間を奪われることに、我慢できなくなったんです。

マインドの扱い方を知り、トレーニングを重ねてきたおかげで、怒りの感情に囚われることなどなくなったはずなのに、私としたことが ^^;

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某サイトのログインに必要な認証用のURLが無効になる前に、どうにかこうにか手続きが完了。

その後、設定画面を父が発見してくれて、イライラの最たる原因となっていたTalk Back機能をオフにできました。

ほっと一息ついてから私が痛感したのは、思い通りに操作できないことにイライラする自分の傲慢さ。

自分でも笑ってしまうほどのヒートアップぶりでした。

感情的になったら、できることもできなくなってしまうのに、ね。

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「なんや、こっち(Talk Back機能オフ)を先にやったらよかったなぁ」
とつぶやく父は、いつも通りニュートラル。

そこに、私を非難するようなニュアンスはまったくありません。

「3日前に突然、緑の枠が出てきて、困ってたんや。ありがとう」

イライラ全開の私の影響をちっとも受けず、また、私を諭そうともしない父のおおらかさに、改めて気づかせてもらいました。

「できるはずのことができない!」
と大きなストレスを感じる私に対して、
「ま、しゃーないな」
とばかり、まったく動じない父。

私も、もっとおおらかに構えられるようになりたいと思います。

自分の力量を再確認する機会に感謝です。


「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏

✼••┈┈┈┈あとがき┈┈┈┈••✼

今回苦戦したTalk Back機能。
父がどうやって「知らないうちにON」になったのかは、不明です ^^;


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