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赤い花


背中を押す
もう一人の私が
赤い花束と
目的地の書いてない地図を
ひとつくれました



「泣いてばかりじゃ駄目よ 救いようもなくなるわ」



行き場所を探して
宛もなく迷い込んだ街



捨て猫になんて
ならない様に


赤い花抱いてた


わたしはここにいるよ


一人きりじゃ凍えそうよ
誰か温めて


凍り付く前に早く



人を信じ何度も裏切られ
信じる事辞めちゃえば
楽かもと



一人歩き出した
知らない街に
溶け込めず
赤い目をしてた



足元ばかり見てた
影が私を包んだ


「その赤い花少し 僕にわけてくれ」



なんて



私なんて
こんなにも小っちゃくて
何ひとつ取り柄なんてのも
ないのに



捜しあてた君は
なぐさめのつもり?
誰を信じ疑えばいいの?


白く曇る窓の外の世界へ
しゃがみ込んだ私を
連れ出して


届け響け声の続く限り


繋いだ手は


もう・・・


離さないで







 

おはようございます。
お久しぶりですね。


この『赤い花』は、3年前にもこちらに載せている、25年くらい前のバンド活動時の曲なのですが、自分で書いた曲にいつも救われていると言うか・・・いつも思い浮かぶんですよね。この歌詞が。
自画自賛でもなく、なんか鼓舞するものがあり。




ZARDさんの『負けないで』ぐらいのパワーを感じてます。
1番へしゃげていた時の自分に勇気づけられるなんて、すこし滑稽です。



年の瀬、バタバタと忙しないですが、皆様、頑張っていきましょう!



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