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ジェームズ・タレル「オープン・スカイ」ナイトプログラム@直島4

今回、旅の計画にぜひ入れたかったのが、ジェームズ・タレル「オープン・スカイ」ナイト・プログラム鑑賞。
地中美術館の中に展示されているジェームズ・タレルの「オープン・スカイ」を、
日没にあわせた45分間、静寂の中で鑑賞できるというプログラムです。

地中美術館の入り口


こちらは毎週金曜日・土曜日のみ開催で、プログラム参加費は1,000円ですが、地中美術館の入館料2,100円が必要になります。プログラム参加中は他の作品は見れないので、プログラム参加日の閉館時間までか翌日の鑑賞が必要です。私は翌日に鑑賞しました。

プログラムと地中美術館、どちらも予約が必要になります!
プログラム予約
地中美術館予約

地中美術館内。ここは撮影可でしたが、館内の作品は撮影不可です。

美術館閉館後、参加者のみが日没に向かって変わりゆく空とライトの光のハーモニーを静かに眺める贅沢な時間。この日は天気がよく、ぽっかり空いた穴から風を感じながら段々と暗くなっていく空と変化していく色を存分に楽しみました。

写真撮影が不可のため、どんな体験なのか写真を探すこともできず、イメージがつきにくいですが、逆に言えば、参加した人だけが味わえる特別な体験とも言えます。

内容としては、部屋の中心の天井に四角い穴がぽっかりあいていて、四方の壁に椅子が備え付けられて、その椅子に座って上の穴を見上げての鑑賞になります。背中は壁側なので支えがありますが、ずっと上を観ているのでネックピロー持参がおすすめです。ブランケットは貸してもらえました。
※夏場なので風が心地よかったですが、冬場は防寒対策必須だと思われます。

ではこのプログラム、どんな人におすすめか?
瞑想が好きな人!ぼーっとするのが好きな人!です。
45分1つの作品を静かに観続ける体験って、なかなかないです。私ももちろん人生で初めてでした。途中モゾモゾしたり、目線が違うところに行ったりと、まさに瞑想時間のようでした。
ぼーっとしてられない人にはしんどいかもしれません・・・

地中美術館の出口。

最後に一番の注意点を。
プログラム終了後はバスも終わっている夜の時間です。
プログラム参加前に係の人に確認もされますが、宿泊施設までどのように帰るか事前に決めておきましょう。ベネッセハウスに宿泊される場合は送迎があるので一番スムーズで良い手段だと思います。
私が参加したグループはベネッセハウス宿泊者が多かったようでした。私のベネッセハウスの宿泊は翌日だったため、自転車で夜道を帰りました。しっかり道はあるのですが光もほとんどない林の中を通る場面もあり、結構スリリングでした。。。他の手段はレンタカーか、タクシーでしょうか。タクシーも台数ないので事前に予約必須です。
また私が参加した7月の終了時間は20時頃で、そこから移動してご飯を食べようと思ったのですが、なかなか開いているお店がなくお店探しに苦労しました。
結構どこも早く閉まるので、夜ご飯も予約をおすすめします。
パンフレット等に載っている時間と実際の営業時間が違っていたりもするので、その点も予約していれば安心です!
島に1店舗だけあるセブンイレブンも21時に閉まるようでした。

ぜひしっかりと計画して、オープンスカイのナイトプログラムを楽しんでください!!

20時半、なんとか入店できて美味しいご飯をいただけました。
ラベルもかわいい島ビール。



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