見出し画像

やっと病院へ。            義母闘病生活 始まり

義母と近居を始めてから、旦那は義母の家の2階を自分のオフィスに使用し始め、毎日通うように。

お昼は義母が作ってくれるし、仕事始める前は、散歩が日課の義母と一緒に散歩をしたりと、なかなか良好な関係を築いている。

私も子供達と週に1−2回は義母の家に夕食を食べに行き、そして義母も週に1回ほどうちに夕飯を食べに遊びに来る。

ご飯作るのがめんどくさかったら、義母が外食に連れて行ってくれたし。ほんと、お互いに干渉するでもなくもなくいい関係だったと思う。


8月の90歳の誕生日には、家族全員で一緒にハイキングにも行った。岩が多くて険しい場所だったけど、ゆっくりと旦那につかまりながら、でもしっかりとした足取りで、3キロの道のりを進んでいく。

本当に足腰がしっかりとした元気な婆ちゃん。自分も90歳まで生きられたら義母のようになりたいと思うほど。

初めて会う人はまだ70代と思うほど見た目も若いし元気な義母だった。

画像1

_________

でもそんな元気な義母も2020年の秋から疲れが取れないと言い出すように。

今までは絶対に疲れていても疲れたと弱音を吐かない人が…

まあ、やっぱり年には勝てないのかなぁとあまり深刻には考えていなかった。

そして、10月に義母が三男に会いに一人で車を6時間運転をして、ユタ州に会いに行った後に会った時、一回り小さくなっていることに気づいた。

そして、食欲もあまりないとのこと。いつもはしっかりと食事を取る人があまり食べなくなった。

急激に痩せ、食欲もなく疲れも取れない、そしてお腹の調子が良くないらしい。でもこの時はまだ、多分コロナで外にも出れず、気がつかないうちにストレスがたまっているのかなぁと思っていた。

「病院に行った方がいいんじゃないの?」と言っても、腸内炎症、大腸憩室炎を起こしているだけとのこと。知り合いにも同じ症状の人がいて、病院で調べてもらったら腸内炎症だったから、自分もそうだと信じて疑わない。

_________

画像2

全然良くならないまま数ヶ月が経った12月の頭、家の近くのチーズ屋さんでチーズフォンデュをお昼に食べている時、一口を食べただけでもう食べれないとのこと。

どんどん痩せていくのを見ていたから、いい加減に病院に行くのを進める。そうすると、病院には予約をしたばかりだから心配しなくても大丈夫との返事。

詳しく聞くと予約は来年の1月中旬。いやいやそんなに待たないで今日明日いこうと半ば強引に勧める。行きたくない理由は、血液検査の他にもいろいろな検査をしなくてはいけないから面倒臭いとのこと。

確かにそれもわかる、でもこんなに食欲がなくて疲れがたまっているんだから今すぐ行こうと説得。

次の日に、救急医療機関へ行くことに説得。でもいざ行く前に、やっぱり行かないと言い出す始末。今思うとなんか分かっていたんだろうなと思う、それを受け入れられないから行きたくなかったんだろうな…

旦那と電話で行く行かないと話をしていて旦那が困っている。思わず、いい加減駄々をこねないで行ってくださいと叫んでしまった私、それが聞こえたのかわからないが行く決心をしてくれ、旦那と出かけた。

_________

午前中に出かけて、夕方になってもまだ帰っていこない。幾ら何でも遅いなあと思っていると、旦那からメッセージが届き、私にも病院へ来て一緒に検査結果を聞いてくれとのこと。

こういう時って本当に空気が一気に変わるよね、一気に暗くなるというか、悪夢を見ている感じ…

家を出る準備をしていると、旦那から電話が来て、検査結果はまだ出ていないけど家で待機してくれて大丈夫とのこと。ホッと一安心。私はいつでも家を出れる準備をして待つことに。

7時過ぎに旦那から電話きて検査結果を聞かされる、そして今から帰るとのこと。

長い1日になりそうだ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?