こんばんは。今日もお疲れ様です。

というわけで，noteのデフォ例文から始まりましたUtaku雑記．

(*´ω｀)


今回は特に章立てせずに適当に書いていきます．

ちなみに前回はこちら↓

長い間気になっていことがありまして，それは
『○○本来の味』という表現．

料理番組で，料理人に完成した料理についてインタビューすると，

野菜本来の味を引き出しました

とか，

素材本来の味に着目しました

と言っている場面をよく目にします．

これは，調味料や香辛料で下手に味付けすることを，素材の持ち味を消してしまうと解釈したうえで，普通の人ではあまり感じない『素材の味』というものを感じられる繊細な舌を持っているという表現がまとまったものではないでしょうか．

ここで引っかかるのは『本来』という表現なんですね．

本来はオリジナルとか元とか，『ある物が，昔がどのような状態であったか』という表現であり，そのオリジナルについては普遍性があるものと考えました．

では『素材本来の味を引き出す』という表現はいかがでしょうか．

そもそもその料理人は，自分の料理で変化した素材の味について『この味こそが，この素材が元来持っていた味だ』と判断しているのでしょうけれど，料理した時点で元来も何もないと思うんですよね．笑

『元来の味』というものに普遍性を持たせるのなら，普通の人と料理人がどちらもそこまで苦労せずにたどり着けるものであるべきと考えます．

では，元来の味とは，とりあえず畑から採ったばかりの野菜としましょうか．

料理によって手を加えられる前であることに加えて，料理人であっても一般人であっても取ったばかりの野菜を共通認識を以って入手できるので非常によい『元来』だと思います．

(*´ω｀)

(*´ω｀)

いやちょっと待てよと，畑にあるその野菜，本当に『オリジナル』なのでしょうか．

いくら畑にあると言っても，品種が異なっていればその味は異なるはずです．

ですから料理人Ａと一般人Ｂに対して，『今から畑にある○○という野菜を食べてください』と指示したとしても，品種が異なるので，お互いが野菜の元の状態の味について共通認識を取れないわけです．

この差異はどこから生まれるかというと，いわずもがな各品種の遺伝子でしょうね（育て方によっても味は変わるでしょうがとりあえず考慮しません）．

エンドウ豆における，豆の表面が丸なのかしわなのか，そのひとつの表現型（遺伝子の形質としての現れ方）をとっても，雌（めしべ），雄（おしべ）から得られる，植物における卵細胞と精細胞に含まれる遺伝子が混ざる結果なわけですね．

この一つ一つの遺伝子が混ざりあい，それらの性質が複雑に絡み合って，各品種の特徴が現れます．

つまり，畑から採った直後であっても，品種すなわり，その遺伝子の特徴は全く異なるわけで，普遍ではないという観点では『オリジナル』ではありません．

味の話から遺伝の話に，論点をすり替えております．笑

この遺伝子が異なるという観点．異ならないところまでさかのぼるのは十分可能だと思います．ジャガイモのオリジナルの品種は古来に存在したのでしょうからね．

もはやここまで遺伝的にさかのぼると，もはやそれはジャガイモと呼べるものではないと思います．

例えばゾウの大元は鼻が短いサイもどきだったと記憶していますし．

こうして，遺伝子のレベルでさかのぼっていくと，生物（代謝，自己複製，周りとの境界）の起源の起こり，クロマトライトが居たような，有機物がとりあえずある時代．

その時代に至るまでの地球の歴史．

星の誕生

そしてすべての始まりすなわち元素の誕生すなわち，電子，陽子および中性子の誕生であるビッグバン．

そう，それがすべての始まりです．

ちなみに，確か各銀河系が遠ざかっていることから，まだビッグバンは継続中ということや，その遠ざかる速度が大きくなっているので，そのビッグバンの余波を加速しているエネルギー（ダークエネルギー）があるとか，そのビッグバンで広がりつつある宇宙のそとに何があるのかとかは忘れましょう．

そこには無があったのかもしれませんし，

無という概念に”ある”という概念を用いること自体間違っているかもしれません．

大事なことは，いま生物として生きている我々がいることは奇跡なのです．

限りない奇跡（確からしさが極端に少ない）の中誕生したというだけで，

確率的に運がいいといえるのでしょう☆☆

う～ん…

Happiness

(*'ω'*)

(*'ω'*)

(*👁ω👁*)

みたいな話を知り合いととんかつ屋さんに行ったときにしたのですが，話題はすぐほかに移りました．

こういう話ずっとしてられるんですけどね笑

以上！！

p.s. ギリシャ数字で19ってXIXなんですね笑．もっと記事を書いていけば同じように，アラビア数字とギリシャ数字の対応関係について知識が増えていくのでしょう．笑