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#04 フェレンツヴァロシュvsチュカリチュキ〈UECL〉【スタジアム調査】

こんばんは。欧州タイトルを目指すフェレンツヴァロシュサポーターです。

現地観戦2試合目の投稿になります。

今回はぁ、9/21(木)に行われたヨーロッパカンファレンスリーグ(以下UECLと呼ぶ)、フェレンツヴァロシュvsチュカリチュキの一戦をお送りします。

UECLについて知らない方も多いと思います。簡単にいえば、ACLのヨーロッパバージョンの下位互換の下位互換です。めちゃくちゃ盛り上がります。

以下にUECLのシラバスを載せておくので、読んでみてください。

さて、UECL概論の単位を取得したところで、本題に入っていきましょう。
今日もよろしくお願いします。
本日のスターティングメンバーです。

0、試合の前に

フェレンツヴァロシュってどんなチーム?

軽くフェレンツヴァロシュについて説明しましょう!一言で言うならば、

「ハンガリー最強のクラブ」です。

首都ブダペストを本拠地として、リーグ最多の34回の優勝を誇り、ヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)にも出場経験のあるチームです。

チームカラーは緑。Fradiの愛称で親しまれています。

これを前提に、今日はフェレンツヴァロシュのホーム戦を一緒に見ていきましょう。

荷物チェック

ではスタジアムに向かう前にチェックしましょう。

・チケットは買いましたか??
・メンバーシップカードは持ってますか??

まだの方は以下の記事を読んで準備しておきましょう。


1、スタジアムへ行こう

それでは今回は彼らの本拠地グルパマ・アレーナへ向かいます!
初回ということで、まずはスタジアムへの道を紹介しましょう。

バスに乗ろう

前回のハンガリー代表戦と同じく、寮の前のバス停Lépcsös utcaから出発します。

基本グルパマ・アレーナに出るには一旦ブダペスト中央の方に出るのですが、133E、33、213、114番バスのどれかに乗ればいいです。全部可愛い青色です。
写真はないです。(n回目)

今回は213番バスを使用しました!

Bikás parkで降りましょう。ここまでは前回と同じ。

メトロに乗ろう

最初の乗り換え。今回はメトロを使います。ここBikás parkにはブダペストで1番新しいメトロ4号線が来ています!

緑の表示が目印。

6分程度乗ります。

Kálvin tér駅で降りましょう。

続いてメトロ3号線に乗り換えましょう。
青の表示です。

7分乗ります。

Népliget駅で降りましょう。

乗り換え含めここまで40分程度でしょうか。

写真がなくて本当に申し訳ない。あと3試合はバスメトロ系の写真がありません。。。

試合開始100分前のNépliget駅

Népliget駅で降りるとそこには大勢のフェレンツヴァロシュサポーターがいました。緑であふれたこの空間が、ついにヨーロッパの舞台で試合が始まるんだなとわくわくさせてくれます。

2、スタジアム周り

言い訳

言い訳をさせてください。

さすがにハンガリーイチのクラブだからなんか服買おーと思って、スタジアムについてるオフィシャルストアで長時間悩んでました。

結果、時間がなくなり、すぐに入場しなくてはならないことに(Jと同様まずは1時間前に入場しようと思って)

しかしグルパマ・アレーナは今後も訪れる予定がありますので、その度にスタジアム周辺を紹介しようと思います。

オフィシャルストアの様子も載せます。

ゆうき先生の今後にどうぞご期待ください。

では、どうぞ。

わし

入場してからがお楽しみ

結論、フェレンツヴァロシュはスタジアム入ってからが楽しいかなと思いました。

#02 ハンガリー代表vsチェコ代表 でもそうでしたが、入場してからさまざまなアクテビティに触れることができます。

なのでスタジアムについて周辺をぐるっと回ったらコンコースへ入っちゃっていいと思います。

一応入場前にもバーやオフィシャルストアなどがあります。
今後の投稿で紹介していきます。

入場完了!何がある?

入場は、お手にお持ちのクラブの会員カードと指紋認証で入場!!

チケットを見せる必要はありません!
スーパー便利。

そしてペットボトルは持ち込みダメ❌です。

ではコンコースの様子を見ていきましょう。

準備楽そう、置くだけ

こちらの写真はPK体験セットです。体験、というか遊ぶのはもちろん子供たち。みんなサッカー小僧でしょうね。とても上手でした。ぜひJ2へ。

やりたい

こちらは隅を狙ってシュートするやつですね。
僕ずっとこれやってみたかったんです。
レノファでも採用したいなぁ。

確認できたのはこれだけ!

子供が楽しめる場所

このスタジアムは子供がサッカーを楽しめる場所だな、と感じました。

例えばレノファではスタグルや場外ステージに力を入れていて、子どもが楽しめるイベントは無いことはないけど、割と二の次的な立ち位置だな、と感じました。

対してフェレンツヴァロシュは子供が楽しめれば大人はお酒を飲んだり話したりサッカー見たりする。といったスタイルなのでしょう。

それはそれ(?)で子供たちは「ここに来たら楽しいサッカーができる!」遊び場のような感じでみんな来たくなるのかもしれませんね。

これで家族全員分の入場者数をゲット!いいですね、うまい。

ちなみにフェレンツヴァロシュはコート四隅のうちの一角をファミリーシートとして販売しています。

家族連れだけが購入できるようです。そういえばJでこの取り組みはみたことなかったかも。あったら教えてください。

立ち飲み席がたっくさん


スタグルはなし?

Jリーグにはその地域の特産品や簡単な料理がスタジアムで食べられますよね。焼きそば、唐揚げ、どんぶりなどなど。

しかしここグルパマ・アレーナで購入できるのは主に

・パン
・ビール
・コーラ
・おつまみ
・ポテト

そんな感じです。
ハンガリー料理!とか言ったものはありませんでした。首都だからかな?FC東京のスタグルと比較してみたいです。
東京ばな奈とか味スタで売ってますかね?!

それと!#03 でも触れましたが、スタグルは事前にクラブの会員カードにチャージしたお金でしか購入できませんのでご注意を。

3、ピッチとご対面

いざスタンドへ


さてさて、ではスタンドに入りましょう。

階段を少し登って、その先には!!

ボールが飛んでこないようにクソデカネット

これぞヨーロッパ型スタジアム!圧勝!ハンガリーで1番のクラブ!

もう陸上トラック付きのスタジアムでは観れません。

アウェーの扱い

今回は大人気ECLの試合につきバックスタンドが軒並み完売していたので、ゴール裏のチケットを購入しました。

ちなみにお値段は6,280円!!

ヨーロッパコンペティションだからか値段が高くなってるようです。それでも観客でいっぱいなあたり、この大会にかける彼らの想いの強さが伝わってきます。

向こうに見えるのがコアゾーン。思っきし声出す鬼エリアです。

え、じゃぁ君のいるところはアウェー側なんじゃないか?

ご心配なく。ハンガリーのホスピタリティを舐めてはいけません。

アウェー側はコーナーの1角だけ!!

日本はアウェー側に優しすぎる!ヨーロッパは、、、、

またリーグ戦の時に写真をお見せします。(角度的に無理だった)

そして、もう一つ大事なこと!コンコースとスタンドを行き来する際のチケット提示はなし、再入場という概念もありません。これは楽でとってもよかったです。

4、試合内容


さてさて。では少しだけ試合内容に入りましょう。

この日まず感じたのは、選手紹介がしょぼいということ。
ヨーロッパってそんなもんなのか?と思いましたが、ECLだからですね。天皇杯のスタメン紹介が形式ばってるのと同じだと考えてよいでしょう。

にしてもさすがにヨーロッパコンペティション。CLの次の次とはいえ、スタジアムはかなりの人でした。

コレオ(これだけは見て)

息を呑むようなコレオ。

何よりこの圧巻のコレオグラフィー
チームの愛称“FRADI”で圧倒的ホームの空間を演出。

よそ見してて出現の瞬間を捉えられなかったのがショック!気がついたら ハッ、コレオ! 状態。

そしてキックオフ。

ハンガリー代表クラブのフェレンツヴァロシュと、セルビアのチュカリチュキの一戦!!


試合は序盤からフェレンツヴァロシュが果敢に攻めるも、ワンチャンスをモノにされ失点。

しかしその後PKを獲得!
もVARにより判定は取り消し。

その直後またもやエリア内で倒され、今度はしっかりPKを獲得。

前半45分。エースにしてハンガリー代表のヴァルガ・バルナバスがこれを沈め1-1。

続くアディショナルタイム。
コーナーキックのこぼれ球をヴァルガ・バルナバスが拾い、左サイドのオウス・クワベナにパス。ガーナ代表がこれをカットインから右上隅に巻いて決め、前半のうちに逆転!

そして79分にはリシュテシュ・クリスティアンのシュートを相手GKが弾いたところを、元セルビア代表のアレクサンダル・ペシッチがボレーで左上に突き刺し、3-1とその差を広げた。

そのまま試合は終了。グループリーグ第1節はハンガリーのフェレンツヴァロシュが勝利という結果に!

入場者数は17,859人/23,698人 の収容率は75.3%でした。

やっぱりメインに空席が目立つのと、アウェーが0人でした。(なぜ?)

5、応援

ここまで4000字近くも読んでくださり、ありがとうございます。お疲れ様でした。

最後に応援について触れて、今日のノートは終わりにしましょう。まだまだグルパマ・アレーナには何度も来ます。(そして眠たい)

圧倒的な声量

まずは声量。
圧勝。言う事なし。野太い声と叫び声がこだまするまさに緑で埋め尽くされた要塞と化していました。

そして先ほどのコレオ。

フェレンツヴァロシュのウルトラスは「Green Monsters」という名前ですが、まさにその名に恥じぬ応援であることは疑いようもありません。

飛んで応援している?

Jリーグでは飛んで応援することがコアゾーンやゴール裏では求められます。
私もみんなが飛ぶゴール裏を作りたいと思っている1人です。

対してヨーロッパは、みんな飛んでない!!

のですが、完全に飛んでないわけではありません。

確かにほとんどのチャントでは飛んでいません。手拍子や拳を突き上げるなど。(でもこれみんなサボらずやってて本当に綺麗なんすよ。)

そして飛ぶチャントの時は全員で「全員で」飛んでいました。端から端までみっちり。

なるほど、確かに90分飛ぶのは辛いけど、特定のチャントの時だけ「全員で」(重要)飛ぶようにしたら圧倒的な応援ができるな。

これはすごく参考になるんじゃないかと思いました。

ぜひ山口でもヨーロッパの応援を満員のゴール裏でやりたいですね。

6、終わりに

さてさて読者の皆さん、ファンの皆さん、まずは本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

薄いのに量が多いなぁが今日の感想。日々精進して上手く書けるようになりたいです。

そして、更新が遅くなり、皆さまを長らくお待たせしてしまったことを深くお詫び申し上げます。

初めてのクラブチームの観戦で伝えたいことが多すぎて、詳細に伝えられなかったかなと思いますが、既に4000字に達しているので今回はこの辺で終わりにします。(毎回ノートは4000文字を目安に更新します)(これくらいが読みやすいでしょ)

再三申し上げますが、このスタジアムではまだまだ観戦する予定がありますので、小分けにして魅力を伝えられたらなと思います。

なにしろハンガリーのクラブで1番いいスタジアムです(多分)なので、伝えるべきことがたくさんあるのです。本当に楽しい試合観戦でした!!

次回はブダペストにある別のチームを紹介する予定です。

ではこの辺で。クスヌム。

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