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【087】Today’s Branding Topic

今日は映画とブランドについて触れます。

映画とはチケット代と時間というコストを払って観るものなので、失敗したくない買い物の一つだと思います。ましてや、自分だけでみるものではなく、デートなど誰かを誘ってつまらなかった場合のダメージは結構大きいものがあります。僕はほとんど映画は1人で観ることが多いとは言っても失敗したくない買い物です。

ビデオの場合は、途中であきらめて観ないということもありますが、映画館で観る映画に関しては、途中でやめたことはありません。きっとサンクコストのことを考えちゃうからなのだと思います。そんな失敗しない映画選びの基準にしているのは、私の場合は映画監督です。

この映画監督なら期待していたことに応えてくれると思って観に行きます。一時期「セブン」のデビッドフィンチャーの映画をよく見ていました。これはまさに映画監督デビッドフィンチャーというブランドによって、映画館に足を運んでいました。

人によっては、役者で来ている人もいるでしょう。最近公開した「トップガン マーヴェリック」に出演したトムクルーズなんかも同様かと思います。

さらに映画祭で賞を獲った映画を見るという人もいるでしょう。アカデミー賞、ベネチア映画祭、カンヌ映画祭などはすでにブランド化された映画祭です。このように意外にブランドと意識されていない。しかしブランドという特性を私たちは無意識に利用していることが多いかと思います。