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気管支サーモプラスティ

能登地震被災地で治療などの受診がままならない方々がいると、メディアで流れるのを目にします。

運よく東京に住む私は、いつものように通院することが出来ます。

昨日は、今年最初の通院日。私は20代の頃より気管支喘息を発症し、数十年間定期的に通院しています。

毎日朝夕の2回、生活のなかで、ピークフロー値(呼吸の強さの測定)・血圧・酸素飽和度(血中の酸素濃度)などを日々の健康チェックとして記載する喘息日誌をつけています。

しかし3年前に「気管支サーモプラスティ」という手術と出会いました。

そもそも気管支喘息は、肺と繋がる気管支に老廃物が溜まって狭くなり、呼吸をしづらくする病気です。

今回の「気管支サーモプラスティ」は右肺・左肺・中央の3本の気管支に対し、溜まった老廃物をファイバーで焼き落とし、気管支領域を拡げ、呼吸の流れを良くする手術です。

この「気管支サーモプラスティ」と出会うまでは、色々と薬を変えたり遺伝子操作の治療を受けたりしましたが、なかなか良い結果を得られませんでした。

2020年の緊急事態宣言の直前に「気管支サーモプラスティ」の手術を受ける事ができ、無事成功しました。

手術後1年程度経過観察の状態でしたが、ちょうど、緊急事態宣言で外出しにくくなり、仕事もリモートが増えた為、私としては有難かったです。

今年、「気管支サーモプラスティ」手術を受けて丸3年が経過します。

この手術を受ける前は中程度の気管支喘息と診断され、月に1回の通院をしているなか、気候変動などにより、発作を起こし、度々入院する羽目に。

喘息治療のなか、色々と薬を変えたり遺伝子操作の治療を受けたりしましたが、個人差がある為、なかなか良い結果を得られませんでした。

一昨年に経過期間を無事に終え、近年の気象変動にも発作なく耐えられるようになりました。

昨年から通院も1か月毎から2か月毎になりました。昨日の通院でも喘息は落ち着いていると診断され喜んでいます。

毎日、朝夕の投薬と喘息日誌は欠かせませんが、以前の苦しさから解放されとても嬉しいです。

今まで自分自身の事を語るのは不慣れでしたが、今回語れて良かったです。今年は自分自身の体験や経験。思い出なども投稿させて頂ければ嬉しいです。

皆様も、災害や気候変動など様々な想いは有ると思いますが、まずは体調に気を付けてお過ごしください。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

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