見出し画像

3Dプリンタ 1日入門

動体検知カメラを使った 入退室管理を始めてみましたが、カメラの視野角が広く、入退室以外でも、近くを通ったことを検知してしまう問題がありました

視野角を狭くするために遮蔽版を用意しようと思い、いろいろ考えましたが、この際 3Dプリンタで作ってみようと思い立ちました

そこでamazonで購入したのが、「XYZプリンティング 3Dプリンター ダヴィンチ mini w+」まずは入門レベルで 場所をとらないものを選びました

3Dモデリングソフトは、3Dプリンタ用に定評のある FUSION360 を1か月無料でダウンロードしました。3Dモデリングソフトは 以前 Blenderを少しいじったことがありましたが、ほぼはじめてに近いので 入門書を購入しました

この本、非常にわかりやすく、ペラペラとめくりながら下記のモデルを1時間くらいで作ることができました
下の図の 底の穴にカメラのレンズがはいり、外側の壁が視野を遮るものになります
今後試行錯誤して いくつかのタイプを試作してみようと思います

Webカメラの視野角を狭める遮蔽版

非常に簡単な形とはいえ、FUSIONの機能が非常に使いやすかったです
下記の4ステップだけでできてしまいました

  1. 円を作成

  2. テーパー角をつけて押し出し

  3. シェルで1mmの厚さでコップ化

  4. 底に穴あけ

ファイルに保存後、obj形式でエクスポート(他の形式のほうが良いかも)しました

次に、ダヴィンチ mini の 組み立ての実施
実は これが案外大変でした まずは、輸送時の固定化のためのテープを外すのに苦労したのと、原料のフィラメントを 噴射ノズルに導くパイプにつなげていくのも試行錯誤しました

印刷までの手順は以下のような感じでした

  1. XYZプリンティングに会員登録し、印刷ソフト(XYZprint)をパソコンに インストール

  2. USBケーブルでパソコンとプリンタを接続

  3. XYZprintからプリンタのファームウェア更新

  4. FUSIONで作成した3Dモデルを読み込み

  5. フィラメントをロード(噴射ノズルにつながるガイドチューブを通す)

  6. 印刷準備(印刷用データへの変換)

  7. 印刷

今回のモデルは 3cm四方位の大きさでしたが 印刷完了までは、約30分強かかりました

印刷中の様子
完成

今回は 非常に簡単な形だったので FUSIONでモデル作成から始まり 3Dプリンターの梱包をほどき、印刷完了まで 1日で出来上がりました

3Dプリンタと聞くだけで、敷居が高かったのですが やってみれば案外できるものですね。何事もチャレンジ次第でした。

DXラボよろず体験記   a3lab エイスリーラボ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?