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それはもう当然のことのように「生きてていいんだ」と感じる

朝から正義のミカタがなかったので、
東野さんの移住の番組を観た。

東野さんレベルでも、40度の外気温の中、
ロケをするんだなと思った。
この前は、人間国宝さんにも出演されていたし、
彼の貪欲さはどこから来るのだろう。
番組の中で、東野さんと素人の方が話されているのを聞くと、東野さんは素人さんの返答や回答を待つ時間が体感、結構長いなと感じた。
空白の時間が怖いので、私はぺらぺら話しちゃうことが多いのだけど、東野さんは、ぐっと一拍、待つことのできる人だ。
強い…。
逆に、あのちゃんや、フワちゃんをゲストに迎えたラジオを聴いていると、ぽんぽん裁断なく会話が生まれていた。何か彼なりの美学があるのだろうか?

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昼からなんばパークスで開催しているコーヒーフェスティバルに行った。
10月14、15日に高野山で行われるコーヒーフェスティバルのPRのためのものらしい。

コーヒーフェスティバルに参加すると、
ピースフルでゆったりとした時間を楽しめる。
デジタルデトックスにも、ちょうど良いよ。

西日本各地のコーヒー屋さんがこぞって参加しております、その中でも超こだわりコーヒーを飲み比べることができるから、コーヒー好きにはたまらない。
私もコーヒーの違いについては、あまりよく分からなかったけど、コーヒーフェスティバルや、コーヒーフェスティバルきっかけで知った店舗にもお邪魔するようになって、たくさん飲んでいくうちに、
少しくらいは味の違いが分かるようになった。

主催者のカリスマ(私の個人的な印象)とたまたまお会いして、熱いお話を聞くことができた。
ご来光みたいな方だった。
そこにいるだけで、人がありがたがるみたいな、
周りを照らすパワーがあるみたいな。
そんな感じ。
コーヒー屋がこんなにも一同に介することができるのは、主催者の方とお店の方々の信頼関係の元に、成り立っているからこそなのだ。
この会の構造自体が、そういった人々とのシンプルな信頼関係で成り立ち、現代の超資本主義からは、程遠いところで人々が共鳴しあっている。
だから、心地いいと感じるのかもしれない。

あと、内輪の変なノリとかも全くなく、
(こういう雰囲気を敏感に感じる、万年帰宅部で、友達が全くいない私が言うのだから間違いないよ)
それぞれがそれぞれに楽しめばいいので、
コーヒー好きな方は、ぜひお越しやす。

お腹が空いたので、551でご飯を食べた。
551のレストランでご飯を食べると、
いつも大阪に生まれてよかったと思う。

その後、山下達郎さんのコンサートに行った。
今日のメインのイベントはこれ!
座席が前から3列目の真ん中だった。
夫の引きがすごい。怖いくらいだ。

登場されて、第一声を聴いた瞬間、
「あ、ほんとに存在するんだ」と心の中で思った。

神々しい声質や、異常なまでの歌の上手さに、
一瞬、体が磔にされたような既視感を待つのだけど、リスナーである私たちへの敬意と感謝を常に持たれている達郎さんの思いが入ると、身体中に温かい血液が流れ出し、それはもう当然のことのように
「生きてていいんだ」と感じる。

今までたくさんの音楽のコンサートやライブに行ったけれど、達郎さんほど、コンサートの最後に深々、長々とお辞儀をするアーティストはみたことないよ。

もうすぐ40周年になるので、70年、80年代の曲は、もちろんあるけれど、達郎さんが編曲して、
日本最高峰のアーティストが集まって演奏すると、全然古さを感じない。
令和のチャートでも山下達郎の名前が出るのは、
必然なんだろう。

あと、サポートメンバーであるギターの鳥山さんが上手すぎて鳥肌がたった。
前にビルボードで観た、マイケル・ランドゥみたいだった。
鳥山さんだけのコンサートに行きたいなと思ったら、なんと、ちょうどビルボードでライブがあるではないか。
すぐさまチケットを取った。
またまた楽しみが増えた。

ちなみに、551で隣に20代前半くらいの息子•母親が座っていたのだけど、あとで夫に聞いたら、息子さんの方が山下達郎Tシャツ着ていたらしい。
コンサートに、行くまでの動線が同じなんて、
運命だわ。彼らも楽しんだかしら。

2023.8.26土曜日

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