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左膝に泣く〜すべての病の原因疾患〜

わたしはここ2年くらい
オイリュトミー療法というシュタイナー (アントロポゾフィ)医療の治療を受けています

治療をはじめた数年前
その施術者のオイリュトミストにからだを診てもらった時

『左の膝の傷トラウマになってるよ』

と言われました
左の膝の傷は中2の時に卓球台の下敷きになってできた傷

中2の時、大昔の傷

そして全治2ヶ月かかった怪我ではあったがそれは ヤブ医者にあたり縫合不全で再切開して2週間で治ると言われた傷が2ヶ月かかった怪我なので
そもそもは2週間で治るはずのただの裂傷ですよ

えー!トラウマなんて!そんなたいそうな怪我じゃないのに?!?!

怪我したのも大きな事故とかじゃなくて 卓球部で卓球台を片付け中に滑車が壊れてうまく回らなかった卓球台が倒れてその下敷きになっただけですよ

そう思いそう先生に伝えました

先生は言いました
「9針も縫って、未だにそんなに大きな傷跡が残ってるのに大した怪我じゃないの?
それはとても大怪我だよ大きな出来事だよ大きなトラウマになって残ってるよ」

また別の時わたしのその左膝の傷跡をみた友達がその傷について質問してきたので事故が起こった一部始終を話しました

すると友達は言いました
「酷すぎるね めちゃ辛かったねそれ!可哀想すぎる!
それうちの親だったら学校に殴り込みにいってるよ お母さんたちどうしたの?」

おおー殴り込み!!予想もしないリアクションに そうくるかとわたしは驚き
そして答えました

確かに顧問とレギュラーが遠征試合で不在の中の怪我で
自分の足の傷が吐きそうなほどぐちゃぐちゃにみえて卒倒しそうだったのに
病院に連れて行く際、職員室に居る副顧問がなかなか来ないと思ったら
自分の助手席全面に超ご丁寧にビニールを張り巡らせてて

「こんな怪我してるのにどんだけ丁寧にビニール貼っとるんや!早く連れてけや!」
ってキレそうになったのはムカついたな

でも激痛で動けなくて倒れ込んでたあと神経やられてたから痺れに変わって痛くなくなって
あー騒ぎすぎたな恥ずかしいなと思って
わたし自身もみんなに笑って「大丈夫大丈夫」って言ってたし

その副担のことも
たまたま休日診療に連れてかれたのが有名なヤブ医者で案の定縫合不全で悪化したのも
全部ネタにしてたし
むしろ親だって
怒鳴り込むどころか
うちのバカ娘が怪我なんてしてご迷惑おかけしすみませんでした

だったよ
と答えました

そしてまた半年くらい前
別の治療家の先生にも

『左膝の傷まだ治ってないよ』

って言われました
え、また左膝だ
トラウマどころかまだ治ってないと。
中2の傷が。

そっかそっかーそうなのかー左足そうとうネックなんだなー
と思う

この数年のオイリュトミー治療を中心とするいくつかの治療を通して
確かにわたしのからだは
左膝が要で
左半身に不調が出やすく
不調が起こる前はインフルでもなんでもまず左半身に何らかの予兆が起きること
そして左半身を整えようとすることで体調が安定することも確信的な事実だ

ところでわたしは
“冷えとり”と呼ばれることをかれこれ10年くらいやっている

簡単に言ってみれば〝頭寒足熱〟
冷えは万病の元
からだはもちろん心の冷えも。

癌だって心のバランスの崩れだって怪我だって事故だって
冷えからくる
温めることで治癒していく



今は冷えとりについて説明したいのではないのでどうゆうものかというのはこれくらいに。

冷えとりの基本として足元を温める為に
シルクとウールの靴下を重ねばきする

というものがあり
そしてそれをすると
足から毒が出て靴下に穴が空く

といいます

そしてほんとうに空きます
それはそれはぱっくりと。
特にやりはじめは買い替えの靴下代で破産するわ
と思うほどに空きます
同じところばかり空きます

その人それぞれのからだの特徴、毒出しが必要な内臓と対応する足の裏や指の部分に穴が空くので
穴の空く場所はその人それぞれで
そして同じところばかり空きます

はじめのころは
毒出ししたい
体質を変えたい!
と穴の空いたことを喜び
対応する内臓やらからだの部位を調べ…

とかしてたものの
今はもう単純に頭寒足熱が当たり前の中
あー足元疎かにしてたから今日風邪っぽいなーレッグウォーマー増やそ
などと淡々と足元を温め

時々靴下に穴の空く場所もいつも通りの場所(今のわたしは両親指の外側ばかり、時々かかと)
まれに違うところに空くとちょっと調べてみて今のからだの感じをふむふむと知る

そんな感じ。

さて、この間実家に帰った時夜中半身浴(半身浴も冷えとりの基本 からだにももちろんいいが、わたしはなんせ思考が冴え渡る ひらめきが起こる 地に足がついた思考ができる感じ)し、
お風呂からあがって服を着る時のこと

あれ、またウールのレギンス左膝破れてる

あれ、ウールは繊細だから洗濯物干すときにタコ足(パラソルハンガー)に干すと膝のあたりにテンションがかかっていつも穴が空くからピンチハンガーに干さなきゃな
って思って干してたけど

実はいつも単純に左脚の傷跡のところを中心に穴が広がって伝線してたのか

左膝から毒出してたのかこんなにも分かりやすく
気付いてなかったわ

トラウマになってるんだもんね

まだ治ってないんだもんね

だって肉がえぐれてて中の脂肪が飛び散ってて
看護婦さんはきれいに切れてるって言ったけど
もう歩けないんじゃないかと思って
どこかの肉を移植とかしなきゃいけないんじゃないかと思って
移植する為に切られる部分はどうなるんだろうと思って
処置台に乗せられてる間恐くてずっと手で顔を塞いでて滅多に泣かないのに恐くて涙が溢れて

あんなにも恐かったのに痛かったのに
わたしは笑ってて
大丈夫って言ってた
こんなこと起きたのおもしろいでしょって言ってた
大したことないよ
なんてことないよ
傷跡も酷くみえるかもしれないけどこれでもすごいきれいになったんだよもうきれいきれい
って言ってた

あんなに恐かったのにね
あんなに痛かったのにね
そんなこと言ってごめんね

恐かったね 辛ったね 痛かったね
って言ってあげられなくてごめんね
寄り添ってあげられなくてごめんね

いきなりの号泣

トラウマになってしまう傷は
事故の大小や怪我の重症度よりも
本人がその傷に寄り添えたかどうか。

先生はそんなようなことを言ってた

左膝の傷跡に両手をやさしく当て

あーやっと左膝の傷治るな

そう思った

つまりわたしの左膝、いやもしくはわたし全体の主訴、原因疾患名は

“自分のからだや心に寄り添えない病”

だったというわけだ

でもさ
これってきっと
死因第1位と言われる大腸ガンなんかよりもダントツの
現代病No.1の疾患でしょ

というか大腸ガンの原因疾患が“自分のからだと心に寄り添えない病”

もちろんつまり大腸ガン以外もね

“自分のからだと心に寄り添えない病”

つまり自分のからだと心に寄り添うことで治癒していく病気

ということ

治療はシンプルなようで複雑で
簡単なようで超絶難しい

でもつまり
原因不明で治療方法がないものなんて何もないってこと

てことは未来は明るくしかない

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