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27歳までに死ぬと思ってた

私事ですが、27歳までに死ぬと思って生きてきました。(現在27歳と10ヶ月程)
小学生の時は、高校入るまで死なずに生きてたらすごいなぁと思ってたし
高校生の時は、高校生になったのか…卒業まで生きてるかな?大学入れるとこまでいきてたらすごいな、と思っていて

大学に入ったあとは卒業まで生きてるかな?大学生のうちに死んだほうがいいんじゃないか?
と思っていた

気がついたら卒業していて、仕方無しに周りの流れに乗って、生きるために就職して貯金して、居候していた親戚の家を出た

二十歳のとき同窓会でタイムカプセルをあけた
12歳の自分から20歳の自分への手紙。
「この手紙をあけるころまでには死んでるかもしれないね。(笑)」
と書いてあった。ビックリした

12歳でそんなことを書く小学生がいるのか?
卒業文集でみんなが"サッカー選手になりたい"とか"宇宙飛行士になりたい"とか書いている中でひとりだけ『大人になって普通の暮らしがしたい、それが一番難しいことだから』と書いていた
とてもこわかった

あの頃から私は何も変わっていないんだ、つらかったんだと思った
何より、小学生がそんな卒業文集を書いて、疑問に思ったり、なにかアクションを起こす大人がいなかったことに驚いた。

もし自分が、自分の子供の同級生が、そんなことを書いていたのなら、話しかけたり、悩みがあったら相談するようにと注意してみていたはず

自分が気づいていないだけなのか、はたまた忘れているだけなのか、私にはわからない。


話が少し長くなった。
大学を卒業した当時、22歳のとき、

27歳までにもう少し生きてみてもいいかなと思うことがなかったら死のう

と決めた。
それまでに、生きるための藁を掴むのに必死だった
鬱病、不安障害、親戚に頼れる人はいない。
色々なものを背負って溺れかけで、なにかないかなにかないかと藁にもすがる思いでメンタルクリニックに通い、仕事もした。

仕事ではそこそこ結果は出たし、仕事はできる方だった。期待されていたが、私の心の穴は埋まらなかった

あと何年何ヶ月、あと何年……

カウントダウンする癖がついた。

結局27歳の今も生きているわけだが、
それは結婚してもいいなと思える人が現れ、偶然結婚することになったからである。
とりあえずまだもう少し生きてみることにしている。

義実家の人からしたらたまらないと思う。
こんなのが息子の連れてきた嫁だなんて。


家庭環境が悪かった自分にとって、結婚とは、離婚を前提にするものだと思っている。
こんなこと書いたのがバレたらまたまずいことになるかもしれない。でも一度、限界すぎて義実家の面々に言ってしまったことがある。

「家庭環境が複雑だったのもあり、幸せな家庭やありふれた家庭というものに人一倍憧れはあるものの、そこに踏み込むのには責任と勇気が必要なことも、ひときわ重要だと考えている。だからこそ、真剣に考えたら私なんかが結婚なんてして良いわけがないので、結婚について離婚を前提にといったら語弊があるけれども、そのくらいの気持ちで結婚というものに踏み切らないと、私は結婚なんてできない。
わかってくれとは言わない、わかってもらえるとも思わない、でも、私がこういう考えの人間でこういう発言をしているという事実を見守ってほしい」

ということを伝えた。
今考えれば軽率だった。ご家族からは叱咤された。

もっとマシな人はいなかったのか、
あなたが頑張ってきたのはわかるけど、わかってほしいというのはあなたの押し付けです。

と言われた。そうかもしれない。わかってほしいとは言っていないが…でも本当は心のなかでわかってほしいと思ってるのかもと脳内をよぎる。
でも私の考えは変わらない。 
もちろん彼のことは大好きだし、愛すべき夫だと思っている。

でも、27歳で死なないために、1年頑張ってみよう!といってプロポーズしてくれた夫の言葉通り
結婚は二人が幸せになるため、死なないための契約でもある


この文章を読んでいる人がどう思うのかはわからない

全くわからない、頭のおかしい人、と思うかもしれない
義実家が気の毒、と思うかもしれない。


本当に申し訳ない気持ちでいっぱいである。
でも私は死なないための、27歳から28歳までの1年間いまこのときに、何かをリセットしようとしている

死なないように、生きれますように。
自分でも頭のおかしなことを言っている自覚はある。かなり矛盾している。
でも、1年、1年だけ、死なないで頑張ってみようと思う。

その先はわからないけど、何かが一年前とは変わるはずなんだ







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