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ギャップ

訃報が世の中に流れた

その事について
私が思った事を書いて見たいと思う。
あくまで、個人的な想いなのでズレていたりするかもしれないけれど。

小説や漫画の実写の問題は
昔からあったような気がする

個人的には原作と実写は別のもの
と思っている

脚本家がいいとか悪いとかではなくて
人間が作るものだから
そこには「感情」が入り込む

テレビなり映画なりにするためには
『尺』が必要になる

そこに合わせるためには「手」は入るだろう

映像化するにはコストがかかる
その収益のためにも原作本も売りたい
などなど、いわゆる大人の事情もあるのだろう

原作があるものは、著作権は原作者さんにありそれを映像化するならば、原作者さんの『意思』は尊重されるべきであると思う。
原作者さんの意思を無視して、思い通りに行かないというのは違うのではないか?
あくまで原作があっての事、映像化するなら
忠実に再現するのが当たり前なんじゃないのかなぁ?

映像化されると視覚的に動かなかった人物が
動きだし喋り出す。
自分の想像していなかった動きや声に戸惑う事もある

原作者さんが忠実に再現して欲しい
というならば、原作者と話し合いながら
作り上げるべき。
できないと原作者に脚本を書かせるなんて
酷い。しかも、原作はまだ連載中。
ゴリ押しで始まったドラマ化。
脚本を書き、原作を書き…って。

原作者にはその「作品」への想い入れもあるし、その原作者さんの「作品」が好きだという読者もいる。

見る側も原作と違うと思うのではなく、
全く別物として見るという事も必要かな
と最近は思う。

個人的には1話完結の話でなく、続くドラマは原作が未完なうちは映像化して欲しくないと思う。

私は原作を読んでいたら実写を見ない事が多い。
見る時は全く別のものとして見ている
誰かの手が入ればオリジナルではなくなるから

逆に映像化されたものをみたら、原作はほとんど見ない。
声も動作も、そのままに読んでしまい、
違和感が半端なくなってしまうから

ただ、たまに、読む事がある
そんな時は、
「この表現方法を映像化したのかぁ」と思って、脚本家って凄いなぁと思う事もある。

私は漫画をほとんど読まないから、知らない漫画も多く、今回の漫画も実は知らないし、ドラマ化していた事にも興味がなかった。

今回、原作者さんは亡くなってしまったので
連載中の作品は未完のままで終わってしまった。私は多分、この作品は見ないだろう。
連載を楽しみにしていた読者の気持ちを思うといたたまれない。

流行りの漫画だから
流行りの小説だから

ではなくて、映像化に関係する人達で
物語を作り、脚本を書いて、映像化したらどうなんだろうかと思う。
伝言ゲームのように、間にたくさんの人が入れば思惑は膨らんでいき…

誰が悪いとか
部外者である私が言える立場ではないので
言えないのだけれど
原作者さんに対する敬意と配慮は必要だったと思う。
原作者さんが苦しまないで済む方法を探して欲しかった

誰かを責めても
原作者さんは戻ってこないし
作品の続きは見れない

原作者さんの辛さや無念を考え、その事を深く胸に刻んで二度と不幸な出来事が起こらないように対策をしっかりとって
みんなが楽しく見れる映像を作って欲しいと切に願う

最後になりましたが、

原作者さんが
安らかな眠りにつかれますよう
心からお祈り申し上げます

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