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#時空の森羅万象物語 第Ⅴ章第41節


タイトルの「山中異界」というのは民俗学などで用いられる言葉で、平地に暮らす人々が山を「自分達が生きているのとは別の世界」「自分達とは異なる存在が暮らしている場所」と認識しているところから発生した概念です。

単に「異界」という場合は、山や海などの未知の領域はもちろん、天国や浄土、場合によっては地獄などを示す場合もあります。




薫楼が御岳参りに一緒に行きたがったのは、本人も言っているように好奇心もあると思いますが、なんとなく自分もついていった方が良い気がしたのかもしれません。

その事について鏡祐が「お前なら問題ない」と言ったのにも、後々分かる理由があります。

(そういえば前節の解説にて、屋久島に野犬がいるのかどうか分からないと書きましたが、どうやら存在はしているようです。

 更に調べてみると、今はもう純血種はいないようですが、屋久島犬という日本犬もいるのだとか。

 西郷隆盛が飼っていたという「ツン」は薩摩犬だったそうですが、こちらも既に純血種はいなくなってしまったようですね。)




屋久島の山に登る際(というか、どこの山でも)は、登山届けを出しておく事をオススメします。

万が一、遭難してしまった場合、自分が山に登った事を誰も知らなかったとしたら、誰にも探しようがありませんので;

トレッキング用の靴や雨具、トレッキングポール(ストック)なども、島でレンタルも出来るので、しっかりしたものを事前に準備・予約しておきましょう。

今はネットなどでも色々調べる事が出来るので、自然の中に立ち入る際は正しい情報を以って活動しましょうね (^^)




今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m







中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。